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- 公開日:2024年4月27日
- 最終更新日 : 2024年6月4日
目次
- 先輩たちのサマーインターン参加状況
- 参加者の目的と得られる経験
- 効果的なインターン参加を実現するには
- サマーインターンの探し方
- まとめ
先輩たちのサマーインターンの参加状況
リケイマッチに登録した先輩たち(2025年卒)にアンケートを行ったところ、72.7%が1回以上サマーインターンに参加したことがあります。参加頻度は、2~5回が54.5%と最も多く、6~10回の参加が9.1%、1回のみの参加も9.1%でした。このデータから、多くの理系学部生がサマーインターンに積極的に参加していることが裏付けられます。
参加者の目的と得られる経験
サマーインターンは多くの人にとって就職活動の第一歩となります。企業・業界・職種など、知らないことがまだ多い状態ですが、参加する主な目的は「業界を知るため」「仕事内容を知るため」「企業そのものの取り組みを知るため」など多岐にわたります。
インターンシップでは、ただ説明を聞くだけでなく、グループワーク、先輩との座談会、仕事体験などを通じて多様な取り組みから理解を深めることができます。特に理系では、2D・3DのCADや機械操作、プログラミングなど、専門的な内容を体験できることもあります。
また、インターンシップではグループワークを行うことから、就活生同士の情報交換も行われ、予期せぬ視野の拡がりを経験することもあります。
効果的なインターン参加を実現するには
サマーインターンは限られた期間に実施されることから、最大限に活用するためには事前準備が重要です。参加するインターンの選定から準備に至るまで、具体的な目的を持って選び、関連するスキルや知識を事前に学んでおくことが推奨されます。また、インターン中には積極的に質問して自身の理解を深めることも大切です。
内定者にインタビューを行ったところ、下記のような参加方法もありましたので共有します。
1、まずは業界の理解を深めることを重視
「技術職に興味はあるが、業界を絞り込めず、自動車、半導体、産業機械など様々な業種のインターンに幅広く参加しました。業界ごとの特徴ややりがい、そして自分が関心を持てるかどうかを見極めることで、秋・冬以降の就職活動でスムーズにスタートできるようになりました。」
2、関心のある企業だけに絞って参加
「自動車業界に進むことが目標であったため、自動車関連の企業だけに絞って参加しました。完成車メーカーだけでなく自動車部品メーカーも含めて参加し、自動車が完成するまでに多くの企業が関わっていることや、各部品に高度な技術が使われていることなどを深く理解することができました。」
サマーインターンの探し方
企業は自社ホームページの採用情報だけでなく、様々な就活サイト等でインターンシップの募集を公開しています。リクナビ、マイナビのような就職ナビサイトへの掲載、大学キャリアセンターが管轄するポータルサイトへの求人公開などが行われています。また、理系の場合は機械や電気電子などの学科ごと、または研究室ごとにインターンのお誘いを届けることもあります。
そしてスカウト(オファー)型の就活サイトを利用し、参加していただきたい学生に個別でスカウトも行っています。理系就活サイト「リケイマッチ」でも、インターン参加を促すスカウトが活発に行われています。
まとめ
理系学部生のサマーインターン参加は、就活の第一歩として企業理解を深める絶好の機会です。理系の場合、実験・実習などが忙しい時期もありますが、昨今ではオンライン参加の可能なインターンも多くありますので、自分に合った方法を模索して取り組んでいきましょう。