2024年6月6日(更新:2025年7月10日)
インターンシップとは?
インターンシップとは、就業体験を通して仕事理解を深める場になります。実際の業務を経験することもあれば、グループワーク等を通じて理解を深めることなど様々です。昨今だと業界全体の理解を深めるセミナー、CADやロボットの操作、ハッカソン形式、先輩社員との座談会など、企業各社もインターン企画に創意工夫を加えています。
特に技術職や研究開発職だと、実際の製品や技術に触れる機会やこれまで学んだ事を活かしたワークに取り組めることがあり、大学で学んだことが社会でどのように活かされているのか知ることのできる貴重な機会となります。
インターンシップのメリット
インターンシップに参加することで、以下のようなメリットがあります。
- 実務経験:企業での業務を通じて、実際の仕事イメージを深めることや学んだ事を応用する経験ができます。
- 活躍社員との交流:社会で活躍する方々と仕事やキャリアに関する事など話せる機会があり、視野が広がります。
- 就活でPR:特に長期インターンだと取り組みや結果を、就職面接でもPRすることができます。
- 早期選考の機会:インターン参加者限定に早期選考を行う企業も増加傾向です。
選考での有利さ
企業によってはインターン参加者だけに早期選考の案内を行うことがあります。この早期選考だけで募集枠の大半が埋まる場合もあり、特に興味のある企業は積極的に参加することをおすすめします。
またインターンで活躍することで、その様子も加点要素として選考で有利に働くことがあります。特に超人気企業の枠数が限られたインターンや、規模問わず数日かけて行うインターンでは、活動の様子など企業担当者が裏側で評価しているなど多々あります。
ただし、インターンに参加したからといって必ずしも選考通過を保証するものではありません。高い評価を得ていたとしても、本選考の面接を通して不採用となることは珍しくありません。
※マメ知識:理系就職は本選考から応募しても歓迎されるケース多数
技術職・研究開発職を募集している企業では、本選考解禁後に初めて応募する理系学生も歓迎することが非常に多いです。理系は採用ニーズが強いことは勿論、実験・研究等でインターンに参加し切れないことは企業も把握していることなどが背景にあります。
中には「早期選考から参加したが面接対策が追いついておらず不採用」「面接慣れした上で本選考から応募し、無事に内定獲得」となった方々もいるので、早ければ良いという訳ではありません。
ただし、「学生人気の強い大企業」「募集枠が1~2名の企業」はインターンを通して募集枠が早期に埋まる可能性もあります。このような企業に関心がある場合は余裕もって動くことを推奨します。
インターンシップ参考記事
このメディアではインターンシップに関する様々な記事を投稿してきました。役立つ記事を一部ピックアップします。
サマーインターンシップ:調査データをもとに効果的な参加方法を解説!
まとめ
インターンシップは入社後のイメージを深めることのできる貴重な機会です。本選考が始まると就業体験ができる機会は少なく、インターンならではの良さを最大限活かしていきましょう。
参加することで早期選考を案内されることもありますが、本選考で必ずしも有利になるとは限りません。理系学生の方々は実験や研究が忙しくなる時期でもありますので、目的に応じて自分なりに計画を立てて参加することを推奨します。