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- 公開日:2024年8月7日
学内の講義実習でのガクチカ作成方法
学内の講義や実習でのプログラミング経験をガクチカとして活かすためには、以下のポイントに注意しましょう。
1. プロジェクトの目的と背景を明確にする
講義や実習で学んだ専門知識や取り組んだプロジェクトを具体的に説明します。専門知識の場合、開発言語(Python、PHP、Cなど)や開発ジャンル(Web、AI、組み込みなど)など明確にしつつ、詳細を記述します。プロジェクトの場合、どのような問題を解決するために行われたのかを明確にしましょう。
2. 自身の役割と貢献を具体的に述べる
複数名で実施するプロジェクトの場合、自身の役割や具体的な貢献を詳細に記述します。例えば、プログラムの設計/実装/テストやプロジェクト管理など、どの部分でどのように貢献したのかを明確にしましょう。採用担当はチーム全体の取り組みよりも、あなた自身の取り組みや思考に対して強い関心があります。
3. 結果と学びを強調する
プロジェクトの結果や得られた成果、そしてそのプロジェクトを通して学んだことを具体的に述べます。成功体験だけでなく、失敗から学んだこともアピールポイントとなります。
自学習でのガクチカ作成方法
自学習でのプログラミング経験をガクチカに活かすためには、以下のポイントに注意しましょう。
1. 学習の動機を説明する
なぜプログラミングを自学習することにしたのか、その動機や背景を説明します。自学習に取り組む学生は決して多くはありませんので、あなた自身の熱意を言語化することで大きなPRになります。特定の開発言語や機械学習など、自身が学んだ内容に対する思いや将来の目標に関連付けることもおすすめです。
2. 学習方法と取り組みを具体的に述べる
どのような学習方法を取り、どのような教材やリソースを利用したのかを具体的に記述します。自学習は人によってどこまでやり切るか差が付くこともありますので、時間・量・アウトプットなどを数値で表現してPRすることも効果的です。また、自学習したことを活かして挑戦したこと(例:Webページ制作、長期インターン参加など)があれば、取り組んだ内容についても詳細に述べましょう。
3. 成果と自己評価を明確にする
自学習の結果として得られたスキルや成果を具体的に述べます。例えば、競技プログラミングのランク、作成したプログラムやアプリケーションの機能、使用した技術などを明示しましょう。また、当初に定めた目標に対する自身の成長や学びについても自己評価を行いましょう。
課外活動でのガクチカ作成方法
課外活動でのプログラミング経験をガクチカに活かすためには、以下のポイントに注意しましょう。なお複数名で取り組む場合、学内のプロジェクトで解説したことも応用できます。
1. 取り組んだ活動の概要を説明する
参加した課外活動やサークル、インターンシップなどの概要を具体的に説明します。どのような活動に参加し、どのようなプロジェクトに取り組んだのかを明確にしましょう。また文字制限で余力があれば、参加した理由を記述することで解像度が高まります。
2. 自身の役割と貢献を具体的に述べる
活動における自身の役割を詳細に記述します。例えば、プロジェクト管理を率先、専門知識を活かして技術選定を牽引、チームの団結力を高めるための行動、新メンバーの指導など、自身が特に励んだことやチームに貢献したことを明確にしましょう。
3. 結果、学び、今後の目標を述べる
課外活動を通して得られた成果や学びを具体的に述べます。大学の学習や自学習で得られないような学びなど、課外活動だからこそ得られたことがあれば積極的にPRしましょう。また、その経験を通じて今後どのように成長していきたいのか、将来の目標についても言及しましょう。
まとめ
プログラミングとは一言で表しても、開発ジャンル・開発工程・開発言語など多岐に渡ります。読み手の採用担当や現場社員に対して明確に伝わることを意識した上で記述しましょう。
特にチームで活動した内容の場合、開発だけでなくプロジェクト管理など様々な貢献の仕方があります。自身の役割や成果を具体的に述べることで自身の強みや魅力がより伝わるので、この記事を参考にあなたならではのガクチカをぜひ作ってみてください!