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2025年2月12日(更新:2025年2月12日)
ITエンジニアに関心のある理系学生向けに、春休みの時間を使ったプログラミング学習について記述します。まとまった時間を確保しやすい時期である一方、「何か挑戦したいけど思いつかず、時間を持て余している」などの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
長期休暇を活用してプログラミング学習へ打ち込むことで、思いがけないキャリアの選択肢が広がる可能性もあります。この記事では、理系学生向けに「春休みにプログラミング学習を始めるメリット」と「具体的な学習手段」をご紹介します。
春休みプログラミング学習のメリット
春休みというまとまった期間を使ってプログラミングを学ぶことには、主に以下のようなメリットがあります。
・プログラミングの適性を確認できる
ITエンジニアに興味はあるものの、実際に仕事として続けられるのか不安になる方々もいます。プログラミングに打ち込んでみることで、「時間を忘れるほど楽しい」「最初は苦労するが、できることが増えていくとやりがいを感じる」など、向き不向きが把握できるかもしれません。逆に興味を持てないという結論となった場合でも、その時点で進路を再検討できることはキャリア選択において役立ちます。
・就活でアピールすることができる
プログラミングはGitHubやQiitaなど、学生や社会人を問わずアウトプットを公開できるツールが多くあります。そのため、自分自身の取り組みや制作物を可視化しやすく、内容次第では他の学生に差をつけることもできます。特にWebエンジニアやAIエンジニアなどを求める企業の中には、プログラミングスキルを就活でも評価しているケースが多々あるため、アピールポイントとして活かすことができます。
・幅広い職種や業界への道が開ける
Webエンジニア、プロジェクトマネージャー、データサイエンティストをはじめ、プログラミングスキルはさまざまな仕事で活かすことができます。ITだけでなくメーカーにおいても、自社製品のソフトウェア開発や社内のデジタル化推進に伴う取り組みでITスキルを求められる場面が増えています。
・新卒採用で即戦力候補として注目される
実際にコードを書き、何らかのアプリやツールを作った経験があれば、「実践的なスキルを持つ学生」として評価されやすくなります。理系学生としての専門知識に加えてプログラミング技術があれば、ITエンジニアを求める多くの企業にとって魅力的です。リケイマッチ利用企業の中にも、「プログラミング経験は不問だが、経験のある方は特に歓迎している」といった声も一部あり、自学習で培った経験はしっかりと評価されます。
学習手段①:自学習(書籍・動画)
■書籍を活用した学習
じっくり学びたい人には、定評のある入門書を選んで体系的に勉強する方法がおすすめです。文字ベースで学ぶことで、細かな文法や概念を理解しやすくなります。基礎をしっかり固めておくと、応用的な開発に進んだときも混乱しにくくなります。
■動画教材で直感的に理解
近年はYouTubeやオンライン学習プラットフォームに、無料・有料を問わず豊富なプログラミング学習動画が揃っています。動きのある解説や実際の画面を見ながら学べるため、書籍だけではわかりにくい部分を掴みやすいのが利点です。
いずれにしても、「何を作りたいか」「PHPやC言語など、どの開発言語に興味があるか」をあらかじめ考えておくことで、学習効率はさらに上がります。春休みという期間を設定して、目標を決めながら進めると効果的です。
学習手段②:プログラミングスクール
スクールへ通うにはコストがかかりますが、プロ講師から直接指導を受けるため、独学に比べて短期間でスキルを身につけられるメリットがあります。さらに、同じ目標を持つ学習仲間と出会えるため、モチベーションを維持しやすいのも魅力です。
カリキュラムが体系的に整っているスクールが多く、エラーの解決法や開発の進め方を実践的に学べます。「一人で学ぶのはモチベーションが続かない」「教わりながら一気に成長したい」という方には有力な選択肢です。
学習手段③:長期インターンシップ
「実務の現場で学びたい」「企業で開発の流れを体験してみたい」という方には、長期インターンに挑戦するのも一つの手段です。実際のプロジェクトに携われるため、単なるコーディングスキルだけでなく、チーム開発やプロジェクト管理の雰囲気を肌で感じられます。また、実際の仕事に取り組むことから、アルバイト同様に報酬が貰える企業が多いことは大きな魅力です。
インターン先によっては、未経験者でも受け入れてくれるところがある一方、一定の知識や経験が求められる場合もあります。興味のある企業をリサーチして、自分に合う条件のインターンを探してみましょう。
インターン経験があると、自学習にはない実際のビジネスの流れやユーザー視点での開発を学べるため、就職活動でアピール材料になる可能性も高いです。特にエンジニア志望の方にとっては、実際にユーザーに使われるシステムを開発した経験は大きな武器になります。
参考情報:理系学生特化のプラットフォーム「リケイマッチ」ではITエンジニアやプログラミング講師の長期インターン募集も活発!
まとめ
春休みは、理系学生にとって貴重なまとまった時間を確保できる期間です。ITエンジニアというキャリアに少しでも興味がある場合、長期休暇を利用してプログラミング学習を始めれば、就職活動や将来のキャリア選択において役立ちます。
学習手段は自学習、スクール、長期インターンを紹介しましたが、他にも検索すれば様々な手段がありますので、自分の目標や興味に合った方法を選んでみてください。
今回はITエンジニアに関心のある理系学生向けに、プログラミングに絞って紹介しました。もしもIT以外に関心がある場合、自分の関心がある分野に沿った学習はもちろん、勉強以外にも部活サークル・アルバイト・趣味・友人と過ごす時間など自分がやりたいと思ったことを貫いていきましょう!