思うように進まない理系就活:モチベーションを維持するための5つの方法

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就活が思うように進まないと、やる気が出なくなるのはよくあること。 そんなときこそ、少し視点を変えてみることで前向きな一歩が踏み出せるかもしれません。 今回は、理系学生が就活のモチベーションを維持・回復するための5つの方法をご紹介します。

就活モチベーションを維持する方法

1、やりたいことを見つめ直し、自分に合う企業を探してみる

インターンや選考に進んでもワクワクしないと感じたら、一度「本当に自分に合った企業を見ようとしているか」を振り返ってみましょう。理系として身につけた専門スキルは、そのまま活かせる場合もあれば、意外な業界で応用できる場合もあります。

 

例えば「メーカーの仕事といえば研究職」「IT業界といえばSIer」などと思い込まず、「メーカーだと設計、生産技術、品質保証など様々な専門職がある」「ITも自社開発、受託開発、SESやWeb、AI、組み込みソフトウェアなど様々な分野がある」のように視野を広げてみるのも一案です。

 

2、 ゴール(目標)と期限を設定してみる

研究や実験と同じで、終わりが見えないと集中力は続きません。就活でも「小さな目標」や「期限」を設定してみましょう。「来週までに就活軸に合う企業へ5社エントリーする」「9月末までにインターンシップに5社参加する」など、具体的に数値化すると達成感を得やすくなります。

 

3、就活全体の流れをざっくり把握する

実験計画のフローチャートを作るように、就活全体をシンプルに整理してみましょう。

 

・就活スケジュールの時間軸(いつ・どのタイミングで動くかの流れ)

サマーインターン→秋冬インターン→早期選考→企業説明会→本選考→内定→内定承諾

・就活タスクのプロセス(何を・どの順番で進めるかの流れ)

自己分析/業界研究/職種研究→企業研究→ES(エントリーシート)/SPI→グループディスカッション→1次面接→2次~最終面接

 

このように大枠を理解するだけで、今やっていることの位置づけが見えてきます。「今は研究で言うところの予備実験段階だから焦らなくていい」と考えると、気持ちを前向きに保ちやすくなります。

 

4、小さなご褒美を設定してやる気を引き出す

就活も研究と同じで、結果がすぐに出にくいものです。だからこそ“小さな達成”を意識的に積み重ねることが大切です。

「金曜迄に5社のESを提出して、土日に一人旅でリフレッシュ」「面接を終えたら研究室の友人とご飯に行く」など、日常にちょっとしたご褒美を取り入れることで、気持ちを切り替えやすくなります。

 

5、思い切って、就活から少し離れてみる

研究が行き詰まったときに実験から離れるように、就活も疲れたら一度距離を置くのが効果的です。

特に面接ではコンディションがそのまま表れてしまうので、打ち込みすぎは逆効果になることも。趣味、アルバイト、課外活動、友人との交流など、就活以外の活動も大切にすることで、面接での自然なコミュニケーションに役立ちます。

 

※マメ知識:大学受験と就活の違い

大学受験では正解があり、点数で明確に評価されますが、就活はそうではありません。面接では人柄やコミュニケーション力、チームでの協働経験など、多面的な要素が見られます。受験勉強では勉強量が点数に直結する一方、就活の場合は普段の生活や人との関わりから得られる自然な姿勢が面接において大きく左右されることがあります。

 

まとめ

就活が思うように進まない時期は、誰にでも訪れるものです。 理系学生にとっても、研究や実験のように「結果が出ない時期」をどう乗り越えるかが大切。無理に気合いで乗り切るのではなく、自分の気持ちを整える工夫を取り入れてみましょう。 小さな前進を積み重ねることで、また自然と前を向けるはずです。

 

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