理系におすすめのインターンシップとは?インターンの種類・特徴を解説

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  • 公開日:2022年10月30日

理系の大学生はインターンに行ったほうがいいのでしょうか?

結論として、参加することによるメリットが多々あるため、弊社としては推奨しています。

大学生のインターン参加率は年々増加しており、マイナビの調査によると、2023年卒のうち81.8%がインターンを経験しています。

 

この記事では、理系の大学生がインターンに行くメリットや、インターンシップごとの特徴についてまとめました。

 

目次

  • インターンシップとは
  • インターンシップの種類
  • 理系大学生のインターンシップの特徴
  • 理系大学生ならではのインターンシップ
  • インターンシップのメリット
  • 最後に

インターンシップとは

インターンシップを簡潔に表現すると、「会社に入社する前の職業体験」。

実際に会社の業務に関わったり社員さんと関わることで、リアルに会社を知ることができます。

インターンシップには、様々な種類があります。

インターンシップの種類

インターンシップには、大きく分けて1dayインターンシップ/短期インターンシップ/長期インターンシップの3種類があります。詳しく見ていきましょう。

 

・1dayインターンシップ

その名の通り、1日で行われるインターンのことです。

インターンと言われていますが業務を行うことはほとんどなく、座談会やグループワークのような形式のインターンが多いです。

会社の事業や業務に関する内容や雰囲気を知ることができます。

 

・短期インターンシップ

2~3日から2週間程度の日程で行われます。

業務に近いワークを体験したり、社員の方と対談することができます。

業務内容を疑似体験することで、その会社や業務内容が自分に合っているかどうかをリアルに知ることができます。

社員の方と対談することで、説明会だけでは聞けないような詳しい内情について聞ける場合もあります。

また、企業によっては短期インターンシップに参加することで、一次選考をスキップできるなど選考に有利になることがあります。

短期インターンで活躍して、会社に評価されると選考においても大きなプラスになります。

 

・長期インターンシップ

他のインターンとは異なり、社員とほとんど変わらない基準で働きます。

大学生の間に、会社の業務に深く関わることで、早い段階から実務に紐づいたスキルを身につけることができます。

長期インターンの経験はESや面接でも伝えることができ、実際に入社した後にも自分自身の実務スキルとして活かすことができます。

 

また、長期インターンをしている会社で働き続けるという形で、新卒として会社に採用されるケースもあります。

理系大学生のインターンシップの特徴

インターンシップの、理系大学生ならではの特徴として下記の2つがあります。

・理系大学生限定のインターンシップがある

・推薦のインターンシップがある

 

◆理系大学生限定のインターンシップがある

理系大学生だけを募集しているインターンがあります。

技術職や研究職といった専門的な知識が求められる職種の場合は、インターンの段階から理系大学生に絞ってインターンを募集していることが多いです。

また、専門的な職業だけではなく理系大学生の論理的思考力や問題解決能力、数値処理能力の高さを求めている企業は多く存在します。

専門的な職種ではなくても、理系の大学生だけを募集しているインターンもあります。

 

◆推薦のインターンシップがある

理系の大学生は、推薦のインターンがあることが強みです。

推薦のインターンは、選考で優遇される事やそのまま内定につながる確率が通常応募よりも高いです。

推薦されるということは、研究室の大学教授から信用されていることに繋がるからです。

その一方で、推薦を得るために研究室の中で競争が激しい事や、推薦経由で内定をもらった場合に断ることが難しいという可能性もあります。

理系大学生ならではのインターンシップ

理系大学生はどのような職種のインターンに行っているのでしょうか?

 

今回は理系に人気のある3つの職種に絞って解説していきます。

1,技術職(エンジニア)

2,SE(システムエンジニア)

3,研究職

 

1,技術職(エンジニア)

エンジニアは幅広く工学に関連する専門的な技術を必要とする職種になります。

設計開発など製品(サービス)を作る上で重要な業務であり、専門性(能力・技術・知識)が必要とされます。

自動化や労働人口減少の加速と共にエンジニアの人材不足が続いており、大企業から中小企業まで規模問わずエンジニアの需要は年々高まっています。

 

2,SE(システムエンジニア)

SEは、プログラミングをするイメージが強いかもしれませんが、実際には他にも多岐に渡る業務をこなしています。

どのような製品(サービス)を作るのかクライアントとミーティングを重ねて、プロジェクト管理、設計構築、完成後のテストなど幅広い役割を担います。

 

3,研究職

製品を量産する前段階として、研究者は欠かせない存在です。素材、技術などの更なる改良を追求し続けています。

大学の研究室によっては、企業と共同研究している研究室もあるので、インターン生として企業のインターンに参加できないかどうか尋ねてみるのもひとつの手です。

インターンシップのメリット

インターンのメリットは人によって多種多様ですが、今回は3つにまとめました。

 

1,企業、仕事、一緒に働く人の雰囲気を知れる

2,選考で評価されるような経験を積める場合がある

3,就活仲間ができる

 

1,企業、仕事、一緒に働く人の雰囲気を知れる

実際に働く前に、その会社や業界・職種の雰囲気を知れるのは大きなメリットと言えるでしょう。

働いてみて、「イメージと違った」となったら学生にとっても企業にとっても損失です。

インターンに参加することで、イメージと実態のすり合わせができます。

学生と企業、お互いにとってもミスマッチを防ぐことができます。

 

2,選考で評価されるような経験を積める場合がある

特に短期インターンや長期インターンの場合、実務体験において活躍をすると選考をスキップできる可能性があります。

長期インターンの場合は、長期インターンをしていた企業からそのまま内定をもらえることもあります。

すべての企業に当てはまるわけではありませんが、実際にインターンを通して得た学びを面接などでアピールすることで選考で有利になります。

 

3,就活仲間ができる

特に1dayインターンや短期インターンには、就活中の大学生が集まります。

一緒に実務を体験をしたり、グループワークをすることでお互いに刺激をもらえます。

就活において、お互いに情報交換や励まし合うなどの良き仲間ができることがあります。

最後に

今回は、インターンの種類、理系大学生ならではのインターン、インターンのメリットについてまとめました。

就活でインターンを探していると、様々なインターンがあって迷うのではないでしょうか。

 

インターンは選考に繋がるかどうかに限らず、直接社会人の方々と話す機会でもあるため業界研究や企業研究においても大いに役立ちます。

理系学生だと研究・学業で時間が限られてしまう事もありますが、興味のある業界や企業の理解を深めておく事で、本選考が始まった後に焦らず動くことができると思います。

自分自身のベストなキャリア選択のためにも、インターンという機会を有効活用していきましょう!