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2026年2月26日(更新:2026年2月26日)
27卒の理系就活も本選考フェーズに入り、「インターンに参加していない企業へ応募すると不利なのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。この記事では、理系学生向けに、インターン未参加企業へ応募において意識したいことや注意点を整理します。
インターン未参加はどの程度影響するのか
まず前提として、理系学生の就活事情は文系とはやや異なります。
■理系ならではの事情
・実験や演習が多い
・研究室配属後は拘束時間が長い
・学会準備やレポートに時間を取られる
こうした背景から、文系学生のように多数のインターンへ参加することが難しいケースも少なくありません。この点は、メーカーやIT企業など、技術・開発・研究職を募集している企業であれば一定の理解がある傾向です。
実際、理系として評価されている学生の中には、「ロボコンや学生フォーミュラに注力していた」「プログラミングや開発活動に時間を費やしていた」「研究や実験に打ち込んでいた」といったケースも珍しくありません。
理系の強みは、日々の学びが仕事で直接活かせること。そのため企業側も、「インターンには参加しておらず、今回が初めての応募」という本選考からのエントリーを特別に不利と捉える訳ではなく、むしろ歓迎といった声もあります。
ただし、企業によっては「インターン経由で内々定が既に多く出ており、採用枠が残り少ない」という事情から、採用のハードルを高める場合もゼロではないです。ただ、その採用枠の状況は学生側から正確に把握できるものではありません。
見えない情報に過度に振り回されるよりも、「今応募できるなら、自信をもって出す」という姿勢の方が合理的です。参加していない事実そのものよりも、これからどれだけ真剣に向き合うかが重要です。
インターン参加者は有利なのか
インターン参加者が、やや前向きに評価される場面はあります。主な理由は次の通りです。
・その企業への関心を早い段階から示している
・実際に社員と接点を持っている
・選考の流れや雰囲気にある程度慣れている
ただし、インターンに参加したからといって、事業構造や技術戦略まで深く理解しているとは限りません。実際には、「社風を知ることができた」「働くイメージが少し具体化した」といった段階で終わっているケースも少なくありません。
また、企業が面接で見ているのは「早い時期から関心を持っていたかどうか」よりも、その学生が入社後に活躍できるかどうかです。
そのため、参加の早さや有無だけで評価が決まるわけではありません。志望度や企業理解は、その後の準備や向き合い方によって十分に示すことができます。
未参加企業に応募する際の具体的な準備
インターンに参加していないからといって、過度に構える必要はありません。まずは説明会など、参加できる機会から接点を持てば十分です。気になる企業があれば、積極的に話を聞きにいきましょう。
ただし、面接が決まった場合は準備の質が重要になります。インターン経由で早期選考に進み、すでに面接を経験している学生がいる可能性もあるため、一次面接の段階から最低限整理しておきたいポイントがあります。
・その企業の主力事業は何か
・どの業界に製品やサービスを提供しているか
・自分はなぜその分野に興味を持ったのか
高度な分析までは求められませんが、「御社は〇〇業界向けに△△製品を展開しており、~~の技術に強みがあると理解しました」と、自分の言葉で説明できる状態にはしておきたいところです。
さらに、「大学で学んできた〇〇分野の知識を活かしながら、~~に関わりたい」といった形で、自分の学びや経験と結びつけられると説得力が増します。研究がまだ本格化していない学部生であっても、講義・実験・演習・課外活動などの学びを軸に整理することは十分可能です。
もちろん、余裕があればさらに踏み込むのも効果的です。
・企業HPや採用ページでのメッセージ
・社員インタビュー記事
・最近のニュースリリース
・IR情報(事業方針や注力分野)
・SNSでの発信内容
こうした情報を通じて、「この会社は今どこに力を入れているのか」を把握できると、志望動機の深さが変わります。
まとめ
27卒の理系就活において、インターン未参加は致命的な不利ではありません。大切なのは、参加していない事実そのものではなく、その後の向き合い方です。
・参加の有無を過度に気にしすぎないこと
・これまでの学びや経験を整理すること
・企業理解を自分の言葉で説明できる状態にしておくこと
特に理系職を志望する場合、評価されやすいのは「どれだけ早く動いたか」よりも、「どのように考え、何を積み重ねてきたか」という点です。日々の学習姿勢や課題への向き合い方は、面接の中で十分に伝えることができます。
参加の有無に振り回されるよりも、「今この時点から何を準備するか」に意識を向けること。その姿勢こそが、結果的に自信につながります。
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