【N高グループ】角川ドワンゴ学園、プログラミング講師インタビュー:高校生の学びに伴走する役割の魅力

角川ドワンゴ学園(N高グループ)の新宿代々木キャンパス 通学プログラミングコースで、プログラミングを学ぶ高校生たちを支えている伊藤さん。大学では機械・海洋工学を学びながら、ゲーム制作にも取り組まれてきました。

同学園では講師の長期インターン生を募集されており、今回は長期インターンシップを検討中の方々に向けて、講師としての仕事内容や魅力についてお話を伺いました。

学生時代とこれまでの歩み

――まずは伊藤さんの学生時代から教えてください。

東京海洋大学の海洋工学部を卒業しました。研究では物理シミュレーションに関わるテーマに取り組み、履修では機械工学、そして船についても学んでいました。

 

一方で、子どもの頃からゲームが好きで、将来はゲームクリエイターになりたいという思いもありました。学生時代には趣味でゲームを作っていて、ありがたいことにある程度反応ももらえて。自分が作ったものが評価される楽しさから、本気でやってみたいなと思うようになったんです。

機械系のメーカーに進む道も考えましたが、最終的には、やっぱり自分が作りたいものに向き合いたいと思って、起業やインディーゲーム制作の方向を考えるようになりました。

 

――角川ドワンゴ学園で働くことになったきっかけは何だったのでしょうか。

学生時代に長期インターンとして講師の仕事に関わるようになり、大学卒業後も起業準備やエンジニアとしての副業と両立しながら、この仕事を続けています。

 

通学プログラミングコースで、対象は高校生です。いわゆる黒板の前に立って授業をする「先生」というよりは、TA(ティーチングアシスタント )に近い立ち位置ですね。

メンターと呼ばれる方々と生徒の間に入って、日々の学習を支える役割を担っています。

 

講師の役割は「教える」よりも「支える」

――具体的には、どんなことをされているんですか。

通学プログラミングコースでは、いわゆる一斉授業というよりは、生徒がそれぞれの課題や制作に取り組む「自主的な作業」が中心です。一般教科はネット学習がベースになっていて、校舎では主にプログラミングなどの制作活動をしています。

 

その中で、僕たち講師がやっているのは、生徒のつまずきを拾うことです。例えば「急に動かなくなりました」とか「フリーズしました」といったトラブルはその場で対応しますし、「何を作ればいいかわからない」とか「難しくて進まない」といった悩みは、メンターとも連携しながら一緒に整理していきます。

メンターは生徒に教える立場なんですが、講師はもう少し近い距離感で関われます。僕はよく「斜め上の関係」と言っているんですが、指導というより伴走に近いですね。メンターがやりたいことを、少し先回りして支えるイメージです。

 

――「教えながら自分も学べる」と実感したことはありますか。

ありますね。生徒に何かを説明するには、自分がちゃんと理解していないといけないので、自然と復習になりますし、新しいことも調べます。生徒に実演を見せることや、教材制作に関わることもあります。

 

ゲーム開発の講座やWeb関連の教材など、いろいろなテーマがあるので、自分の得意分野を活かせる場面もあります。単に「質問対応だけ」というわけではなく、ちゃんと手を動かす機会もあるので、実務に近い経験もできるのは魅力だと思います。

ただ、ここで大事なのは「自主学習」です。エンジニアって結局、自分で学び続ける仕事だと思うんです。だから生徒にも「あれをやりなさい、これをやりなさい」と言うよりは、自分で学ぶ力を育てることを意識しています。

 

現場のリアルとチーム体制

――担当中の生徒数や体制についても教えてください。

新宿代々木キャンパスの通学プログラミングコースは、全体で約60人です。講師2名の体制で見ていて、午前と午後でシフトが分かれています。

 

生徒ごとの担当制ではなく、基本的には全員と関わります。最初は名前を覚えるのが本当に大変なんですが、その分、いろいろなタイプの生徒と接することができるのは面白いです。

講師は大学生が中心で、情報系の学部の人が多いです。ただ、僕はスキルだけで決まる仕事ではないと思っています。プログラミングがある程度できることは前提ですが、それ以上に「生徒と関わろうとする姿勢」が大事です。

 

やりがいを感じた瞬間

――印象に残っている出来事はありますか。

一度、体調を崩して1日休んだことがあったんです。次の日に出勤したら、生徒たちが「大丈夫でしたか」と声をかけてくれて。普段あまりネガティブなことを言わない生徒から、「伊藤さんが辞めたらどうしようと思った」と言われたこともありました。

 

正直、かなり驚きました。自分の存在がそこまで影響を与えているとは思っていなかったので。そこから、個別に相談してくれる生徒も増えましたし、「ちゃんと信頼関係ができているんだな」と実感しました。

講師はメンターより接点が多い分、距離も近いです。自分の関わり方次第で、生徒にとって大きな存在になれる。その実感があるのは、この仕事ならではだと思います。

 

角川ドワンゴ学園の魅力

――他の学校と比較して、魅力は何だと思いますか。

まず、N高グループ全体の規模感ですね。外部の著名人を呼んだ企画があったり、他キャンパスの生徒と交流する機会があったりします。普通の高校ではなかなか出会えない人や機会に関われるのは大きいと思います。

通信制がベースなので時間の裁量も大きく、生徒がプログラミングの大会に挑戦したり、企業とつながったりする機会もありますし、講師としてもそうした挑戦を間近で支えられる環境です。

 

ーー講師として働く上でも、魅力だと思うことはありますか?

講師同士やメンターとの距離が近いことも、通学プログラミングコースならではの魅力だと思います。皆さんプログラミングが好きという共通点があるので話しやすいですし、ゲーム系やWeb系などそれぞれ得意分野も違います。

「そんな方法があるんだ」と刺激を受けることも多いです。メンターの方は現場経験のあるエンジニアが中心なので、実務の話を聞けるのも学びになります。

 

読者へのメッセージ

――最後に、どんな人に講師の仕事をおすすめしたいですか。

プログラミングが好きなことはもちろんですが、それ以上に「誰かのつまずきを一緒に解きほぐすこと」に面白さを感じられる人ですね。教えるというより、伴走する感覚が近いです。

自分で何かを作った経験や、挫折を乗り越えた経験がある人は特に向いていると思います。生徒が壁にぶつかったとき、「わかるよ」と言えるかどうかは大きいですから。

 

それと、生徒と距離が近い仕事だからこそ、言うべきことはきちんと伝えられる人であってほしいと思います。仲良くなることも大事ですが、ただの友達になってしまってはいけません。「自分はこう思う」とはっきり伝えることも、生徒の成長には必要です。

講師は生徒と本気で向き合う仕事です。技術力だけでなく、言語化力や関係構築力も鍛えられるので、将来エンジニアになる人にも、別の道に進む人にも、得るものは大きいと思います。

 

まとめ

角川ドワンゴ学園で通学プログラミングコースの講師を務める伊藤さんに、これまでの歩みから現在の仕事内容、そして生徒と向き合う中で感じているやりがいまで幅広くお話いただきました。

 

同学園では長期インターン採用を積極的に実施しており、理系就活サイト「リケイマッチ」を通して募集も行っています。

「プログラミングを活かして教育に関わりたい」「生徒の成長に深く関わりたい」「実演や教材制作など、手を動かす経験も積みたい」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください!

 

学校法人角川ドワンゴ学園の採用サイトはこちらから

https://nnn.ed.jp/recruit/