理系の既卒・第二新卒は難しい?求められるスキルと新卒就活との違い・キャリアの選び方

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理系の既卒・第二新卒として就活を考える人が増えています。

「正社員以外の目標に向かっていたが、手に職をつけたい」
「一度就職したけど、このままでいいのか迷っている」
「専攻を活かせる仕事に戻りたい」

こうした悩みを持つ理系出身者にとって、既卒・第二新卒という選択は、キャリアを見直す一つの機会でもあります。この記事では、理系の既卒・第二新卒ならではの就活の特徴、実際のキャリア例まで整理して解説します。

既卒・第二新卒の定義

まずは言葉の整理からしておきましょう。

 

■既卒とは

一般的に「既卒」は、学校卒業後に正社員として就職していない人を指します。卒業後すぐに就職しなかった場合や、就活を継続している状態も含まれます。

 

■第二新卒とは

「第二新卒」は、一度就職した後、数年以内(目安として1〜3年程度)で転職を考える若手人材を指します。

 

企業によって厳密な定義は異なることがありますが、いずれも「キャリア初期の若手」という点が共通しており、新卒に近いポテンシャル採用として扱われるケースも多いです。

 

理系の既卒・第二新卒は需要が高い

現在、理系出身者の需要は非常に高い状況が続いています。背景には、DXの進展やAI・半導体といった技術領域の拡大という追い風に対して、理系人材の供給が追いついていない、いわゆる売り手市場であることが挙げられます。技術・研究・開発職の採用ニーズは年々高まっており、企業間の採用競争も激化しています。

 

また、昨今では中小企業だけでなく大企業も含めて、理系の新卒採用だけで採用計画を達成できないケースも珍しくありません。内定式から入社直前にかけての内定辞退や、短期離職も一定数発生しています。こうした状況を踏まえ、新卒採用だけでなく、既卒・第二新卒といったキャリア初期の人材にも採用対象を広げる企業が増えています。

 

特に理系の場合、

・講義や実験、研究を通して培った専門知識がある
・力学やプログラミングなど、各分野に応じた技術理解がある
・実験器具、CAD、開発言語など、実際のツールに触れた経験がある

 

といった点が評価されやすく、これらに関連する仕事であれば、既卒であっても全くの未経験と見なされないケースも多くあります。

 

新卒とは異なる難しさ

既卒・第二新卒の就活は、新卒とは異なる難しさがあります。

 

■新卒は「幅広く挑戦できる」

新卒の場合はポテンシャル採用が前提のため、専攻や経験に関わらず幅広い業界・職種にエントリーできます。

新卒採用を行っている企業であれば、業界を問わず未経験でも内定を狙えるケースが多く、選択肢が広いのが特徴です。

いわゆる「新卒カード」とも呼ばれ、卒業後1社目を選べる幅の広さは、日本における新卒ならではのメリットといえます。

 

■既卒・第二新卒は「条件がつく」

一方で、既卒・第二新卒はエントリー自体は可能でも、募集要件が企業ごとに設定されているケースが多くあります。

 

【募集要件の例】

・特定の技術分野における知識(例:機械工学、電気電子回路、プログラミングなど)
・使用経験のあるツールや言語(例:2DCAD、3DCAD、C言語、Pythonなど)
・実務経験(例:〇〇の実務経験を1年以上など) 

こうした条件に合わない場合、書類選考や一次面接を通過しにくくなることもあります。

そのため、行きたい業界や職種だけでなく、自分の現在の状態から挑戦できる分野を考える必要がある点は、難しさの一つといえます。

 

■ただし「合えば有利」になることもある

一方で、求められているスキルや経験に合致している場合は、新卒よりも選考が進みやすくなるケースもあります。

 

企業側としても、

・基礎知識がある
・現場理解がある
・一定の実務経験がある

といった点を評価しやすく、「キャッチアップが早く、活躍できる人材」として見られるためです。

 

例えば、新卒では学生応募が多く就職難易度が高いとされていた企業でも、第二新卒であれば応募者数が比較的少なく、これまでの職歴をもとに話ができることから、人によっては「新卒のときより面接で苦労しなかった」と感じるケースもあります。

 

理系の既卒・第二新卒でよくあるキャリア例

理系出身者のキャリアは、一度の就職で決まりきるものではありません。実際には、経験を通して方向性を見つけていくケースも多くあります。

 

例えば、実際に下記のようなキャリアを実現してきた方もいます。

 

■技術派遣からメーカーへ

技術派遣として他社に常駐する中で、自分が関わりたい製品や技術領域が明確になり、その分野のメーカーへ転職するケースです。特に、同業界での常駐経験や、製品が異なる場合でも設計に関わった経験が評価されることは珍しくありません。

 

■SIerからWeb系へ

SIerでの開発経験を通じて幅広い知識を身につけたうえで、顧客向けではなく自社サービスに関わりたいと考え、Web系企業へ転職するケースです。開発環境や技術スタック、開発への向き合い方の違いに興味を持ち、キャリアの方向性を変える人もいます。

 

■やりたい工程に関われず転職

開発ができると思って入社したものの、テストや運用などの工程が中心で、設計や開発といった上流工程に関わる機会が少ない場合、自分の志向に合った環境を求めて転職するケースもあります。

 

■専攻に戻るキャリア

新卒で専攻と異なる分野に進んだものの、「やはり専門を活かしたい」と考え、化学・電気電子・機械などの分野へ戻るケースも少なくありません。

 

このように、既卒・第二新卒の就活は「やり直し」ではなく、「方向を調整するための選択」として捉えることが重要です。

 

リケイマッチでも既卒・第二新卒向けサービスを開始

こうした背景を踏まえ、理系就活サイト「リケイマッチ」では、既卒・第二新卒の理系出身者を対象とした募集掲載サービスを新たに開始しました。

 

機械・電気電子・IT・化学・生物・土木建築など、技術・開発・エンジニア職の求人を中心に掲載を進める予定で、理系出身者のキャリア選択を支援していきます。

 

また、新卒向けと同様に、AIによるプロフィール作成・添削や面接対策機能も利用でき、自分の経験や強みを整理しながら就活を進めることが可能です。

 

今後は、企業からスカウトが届く機能の追加など様々なアップデートを計画しており、より多くの選択肢の中からキャリアを考えられるようになります。既卒・第二新卒として次のキャリアを考えている理系の方々も、ぜひ活用してみてください。

 

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