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- 公開日:2022年11月5日
- 最終更新日 : 2023年12月31日
一般的にITエンジニア(以下「エンジニア」と称する)といえば、机に向かってひたすらパソコンとにらめっこをしているイメージもあると思います。
エンジニアを目指そうとしている学生の中には、エンジニアのどこにやりがいがあるのか疑問を持った方もいるのではないでしょうか。
本記事ではエンジニアがどこにやりがいを感じるのか、モチベーションが上がる瞬間について解説します。
エンジニアを希望しているが、あと一歩踏み出せない方はぜひ参考にしていただければと思います。
目次
- エンジニアがやりがいを感じる瞬間とは?
- まとめ
エンジニアがやりがいを感じる瞬間とは?
やりがいを感じるタイミングやモチベーションが上がる瞬間は人によって様々です。
本章では代表的なものを4つピックアップして、紹介します。
①自分が開発したシステム・アプリが実際に動いているのを見たとき
自分が開発したシステムやアプリが実際に稼働して、動いているのを見たときはエンジニアとして嬉しい瞬間の1つです。
特に苦労して作ったものであればあるほど、達成感は一段と高まるでしょう。
エンジニアは決して楽なことばかりではない職業ですが、苦労の先には素晴らしい達成感が待っていることが原動力になっている人も多いです。
②顧客からありがとうを言われた瞬間
「○○さんが作ったシステムのおかげで仕事が楽になったよ。ありがとう」
お客様から感謝の言葉を伝えられて、嬉しさを感じない人はいないでしょう。
どの業種・職種にも共通していますが、お客様から感謝される瞬間が一番嬉しいという方も多いはずです。
エンジニアであっても決して例外ではありません。
お客様からの感謝の言葉をモチベーションに頑張っている方も多いでしょう。
また、お客様から継続して指名の入る瞬間もモチベーションになります。
「次の仕事も○○さんに頼みたいな。一緒に仕事できるように会社に伝えておくよ」
会社に所属するエンジニアが多くいる中で、自分と一緒に仕事がしたいと言われてやる気が出ない方は少ないと思います。
期待されている分、プレッシャーになる点は否定できません。
一方で期待以上の仕事をすれば、さらにお客様は喜んでくれます。
人に頼られるのが好きな方は、これ以上ないモチベーションの源泉になるでしょう。
③評価があがったとき
どのような形であれ、働く以上は他人からの評価を受けます。
エンジニアに限らずとも、一生懸命に働いた結果の評価が高ければ、嬉しい瞬間に違いありません。
エンジニアの場合、評価が高まるタイミングは2つあります。
1つ目・・・プロジェクトを無事終えた瞬間
IT系のプロジェクトは遅延が起きやすく、納期に間に合ったとしても赤字になることは少なくありません。
大きなトラブルなく、プロジェクトを無事に終えた瞬間は評価があがるタイミングで間違いないでしょう。
2つ目・・・リリース後のシステムがトラブルなく、稼働しているのが判明した瞬間
システム開発のプロジェクトはただ開発して、終わりではありません。
システムリリース後に、トラブルなく稼働しているのが重要なポイントです。
リリース後、一定期間の間にシステムのトラブルがなく稼働していれば、評価されてしかるべきです。
高い評価は給料やボーナスにもつながるため、働くモチベーションの源泉といってもいいでしょう。
④できることが多くなったとき
人は成長を実感できると、よりやる気がわいてきます。
学生時代の勉強でも、問題がわかるともっと問題を解きたくなったはずです。
エンジニアの仕事においても成長が実感できれば、自然とやる気がわいてきます。
エンジニアの場合、成長が実感できるタイミングは2つあります。
ポイントその1・・・シンプルにできることが増えたとき
例えば、入社1年目は単体テストしかできなかったが、2年目は単体テストと簡単なコーディングができるようになったとしましょう。
できる仕事が増えたため、エンジニアとしての成長もしっかりと実感できているはずです。
エンジニアは一般的に年数を重ねるごとに、設計書の記載や顧客との打ち合わせに同行など、できることが増えていく傾向にあります。
キャリアプランがある程度しっかりした会社であれば、成長の機会が与えられるため、自然とモチベーションは保たれるでしょう。
ポイントその2・・・スピードが上がったとき
仮に1年目に5時間かかっていた仕事が、2年目では2時間で終わったとしましょう。
要した時間は目に見えるため、大きな成長を実感できるはずです。
昨年より進化した自分がいるとわかれば、自然とモチベーションがわいてくるでしょう。
まとめ
今回はエンジニアがやりがいを感じる瞬間とモチベーションが上がるタイミングを解説しました。
大学を卒業すると、学生生活よりも長い間働くことになります。
長期間、働く上でモチベーションの存在は必要不可欠です。
やりがいを感じる瞬間やモチベーションが上がるタイミングは、人それぞれです。
エンジニアを目指す場合、自身がこれまでどのようなタイミングでやりがいを感じたのかを改めて振り返ってみるとよいでしょう。