【28卒】ITエンジニア就活で差がつくポイント|業界理解から制作物・AI活用まで解説

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特にIT業界におけるITエンジニア職では、インターンや早期選考を通じて従来のスケジュールよりも早く進むことが多々あります。

今回は2028年卒でITエンジニアを目指す理系学生に向けて、「どこまで準備すれば評価されるのか」という観点で、就活前からできることを整理しました。

自己分析と業界研究

IT業界を志望する場合、まずやっておいた方が良いのは「業界理解を深めること」です。

 

■IT業界は大きくいくつかに分かれる

一口にIT業界といっても、ビジネスモデルや関わる技術によって大きく分類されます。

 

・Web業界(自社サービス開発、SaaSなど)
・SIer(システムインテグレーター/受託開発)
・通信(インフラ・キャリア)
・ソフトウェア(パッケージ・業務システム)
・ハードウェア(メーカー/組み込み系)

 

例えば、同じ「エンジニア」でも、

 

・Web企業では自社サービスの改善・開発
・SIerでは顧客企業向けのシステム構築
・メーカーでは製品に組み込まれるソフトウェア開発

 

など、仕事内容や求められるスキルは大きく異なります。

 

■ITエンジニアは想像以上に分かれている

さらに、業界の中でも職種によって役割が分かれます。

 

・Webエンジニア(サービス開発)
・インフラエンジニア(サーバ・クラウド・ネットワーク)
・データエンジニア/AIエンジニア/機械学習エンジニア
・社内SE
・組み込みソフトウェアエンジニア

 

例えば、「Webアプリの開発がしたい」と思って入社したものの、実際には別分野の業務が中心で、想定していた仕事内容とギャップが生じてしまうケースもあります。こうした調査不足は、ミスマッチや早期離職につながる要因の一つです。

企業研究の質を高めるためにも、「ITエンジニアになる」だけでなく、業界・職種・役割まで具体的に掘り下げ、自分の言葉で説明できる状態にしておくことが重要です。

 

そのうえで、

 

・授業で扱った分野
・研究で取り組んだテーマ
・個人開発や趣味
・課外活動におけるチーム開発
・長期インターンシップにおける開発

 

といった自分自身の経験と重なる領域を見つけておくと、志望動機や面接でも一貫性が出ます。

 

■マメ知識:職種(ポジション)を選ぶことの重要性

ITエンジニアにおいては、特に職種の選定は重要です。ITエンジニアは同じ技術領域であれば異業界へ移りやすい一方で、職種をまたいだキャリアチェンジは難易度が上がります。そのため「Webや組み込みなど、どの職種で専門性を積んでいくのか」まで意識しておくことが大切です。

 

インターンシップ参加

IT業界では、インターンシップ参加がそのまま選考に直結するケースが多いです。

特に28卒では、夏〜秋のインターンで評価されるかどうかが分岐点になることもあります。

 

■インターンで見られていること

単なる体験ではなく、以下のような観点で見られています。

 

・テーマに沿ったスキルや知見はどれくらいあるか
・課題に対してどう考えるか
・分からないことをどう処理するか
・チーム内でどう動くか

 

技術力そのものだけでなく、「伸びる人材かどうか」「チームで連携しながら取り組めるか」等を見ている企業も多いです。

 

書類選考、SPI、面接

ITエンジニア志望の場合、「やってきた内容」よりも「再現性」が見られます。

 

■書類選考で見られるポイント

・なぜその技術を選んだのか
・どこでつまずいたのか
・どう改善したのか

 

このあたりが曖昧だと、「理解が浅い」と判断されやすいです。

 

■コーディングテスト

企業によっては実施されますが、ここで差がつくのは「地頭」よりも「慣れ」です。

対策している人とそうでない人で、通過率が大きく変わります。

 

■面接

面接ではかなり具体的に聞かれます。

・なぜその構成にしたのか
・他の選択肢はなかったのか
・もう一度作るならどうするか

 

このレベルまで答えられると、評価は一段上がります。

 

スキル強化と情報接点の作り方

■スキル強化

企業によって求めるレベルは異なりますが、「プログラミング経験があるかどうか」は明確に差になります。特に評価されやすいのは以下です。

 

・自分でテーマを決めて開発している
・エラーや課題を自力で解決している
・GitHubやQiitaなどでアウトプットが確認できる
・競技プログラミングで高い成績を出している

 

重要なのは、「学んだこと」ではなく「自分で試行錯誤した経験があるか」です。競争の激しい企業ほど、この部分はしっかり見られます。

 

■AIを前提にした開発スキル

現在は、AIを使わずに開発する方が少数派になりつつあります。

 

・生成AIを用いたコード生成・デバッグ
・Copilotなどの補助ツール活用
・APIを使った簡単なAI機能の実装

 

このような経験は、エンジニアとして自らキャッチアップしている裏付けにもなります。

 

また、これはAIエンジニアに限らず、他の職種を志望する上でも評価されることがあります。「AIを使って業務効率を上げられるか」という視点は、さまざまな分野の企業が今まさに取り組んでいるテーマでもあります。

 

■エンジニアとの接点を持つ

もう一つ差がつくのが、現場エンジニアとの接点です。

 

・勉強会
・ハッカソン
・技術イベント
・SNS(XやGitHubなど)

 

こうした場で発信・参加していると、エンジニア側から声がかかるケースも実際にあります。

 

例えば、

 

・LT会で話したエンジニアから「興味あれば人事に紹介するよ」と誘いを受ける
・エンジニア経由の紹介で、書類選考が免除される
・GitHubや制作物などのアウトプットを見て連絡が来る

 

といった流れです。

 

これはスタートアップに限らず、大手IT企業でも起きている事例があります。通常の応募とは別に人事へ直接つないでもらえるため、選考がスムーズに進むケースもあります。もちろん誰でも起きるわけではありませんが、行動量とアウトプットがある人ほど、このような機会に遭遇しやすいことも事実です。

 

さいごに

ITエンジニアの就活は、「どれだけ準備したか」が結果に直結しやすい分野です。特に特徴的なのは、アウトプットや制作物がそのまま評価につながる点です。

 

ESや面接だけでなく、「GitHubのコード」「作成したアプリやツール」「技術記事や発信」「競技プログラミングの成績」といった形で、「何ができるか」が可視化されるため、評価も具体的になります。学生ながら社会人顔負けのスキルを持っている場合、新卒でありながら中途採用に近い条件で給与提示されるケースも実際に存在します。

 

ただし、これは一部の特別な人だけの話ではなく、「自分で考えて作る」「試行錯誤する」「継続してアウトプットする」といった積み重ねの延長にあるものです。最初から完成度の高いものを目指す必要はありません。小さくてもいいので、自分で手を動かして「形にする経験」を積んでいくことが、 結果的に評価につながっていきます。

 

これからITエンジニアを目指す方は、インターンシップに参加するだけでなく、一つでもアウトプットを作ることにもチャレンジしてみましょう。

 

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