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2026年5月13日(更新:2026年5月13日)
6月は、理系就活において大きな動きが生まれやすい時期です。
27卒は本選考や最終面接、内々定や内定承諾の判断、28卒は夏インターンシップの応募が本格化します。この記事では、27卒・28卒の理系就活生に向けて、6月に起こりやすい動きと、これから取り組むことを整理します。
目次
6月の理系就活で起こること
6月は理系就活において選考、内々定、インターンシップが大きく動く時期です。
■27卒の理系就活
本選考や最終面接、内々定後の意思決定が進みます。すでに早期選考を通じて内々定を持っている人もいれば、6月から本命企業の最終面接を迎える人もいます。
■28卒の理系就活
夏インターンシップの募集が本格化します。特に複数daysのインターンでは、エントリーシート、適性検査、グループディスカッション、面接などを挟むこともあり、早めの準備が必要です。
理系就活では、専攻や研究内容、職種との相性によって動き方が変わります。メーカー、IT、インフラ、コンサルなど、業界ごとに選考時期やインターンの位置づけも異なります。そのため、6月はただ情報を見るだけでなく、自分の状況に合わせて具体的に動き始めることが大切です。
27卒理系学生の6月|本選考・最終面接・内々定が進む時期
27卒の理系学生にとって、6月は本選考が活発化し、最終面接や内々定が本格化する時期です。政府が示す就職・採用活動日程では、採用選考活動は卒業・修了年度の6月1日以降、正式な内定日は10月1日以降とされています。
ただし、実際の就活では、すでに早期選考を通じて内々定を得ている学生も少なくありません。特に理系の場合、夏・秋冬インターンや会社説明会をきっかけに選考が進み、6月時点ではすでに複数社の結果が出ているケースもあります。
一方で、すべての企業が早期に内々定を出し切っているわけではありません。企業によっては、6月から最終面接を行う場合もあります。特に大手メーカー・インフラ・商社などでは、6月に選考の山場を迎えるケースもあります。そのため、27卒の6月は「もう終盤だから動いても遅い」と決めつける時期ではありません。
内々定を持っている人は、本当に納得できる選択かを確認する時期です。まだ選考中の人は、面接対策や企業研究を深める時期です。内々定がない人や、納得できる選択肢がない人は、今から応募できる企業を探す必要があります。
理系就活では、会社名だけでなく、職種や配属可能性まで確認することが重要です。同じ会社でも、研究開発、設計、生産技術、品質保証、ITエンジニア、施工管理など、職種によって仕事内容は大きく変わります。
内々定を承諾する前には、以下のような点を確認しておきましょう。
・研究内容や専攻がどの程度活かせるか
入社後に、自分の学んできた分野とどの程度つながる仕事ができるのかを確認しておきましょう。必ずしも研究内容と完全に一致する必要はありませんが、自分が納得できる接点があるかは大切です。
・初期配属の可能性がある職種や部署
理系採用では、職種別採用と総合職採用で配属の見通しが変わります。どの部署に配属される可能性があるのか、どのような業務から始まるのかを確認しておくと安心です。
・勤務地や転勤の可能性
メーカーやインフラ、建設、プラント系の企業では、勤務地が研究所、工場、事業所、現場などに分かれることがあります。入社後の働き方に関わるため、事前に確認しておきたいポイントです。
・技術職として身につくスキル
最初の配属でどのような技術や経験が身につくのかも重要です。短期的な条件だけでなく、数年後にどのようなキャリアにつながるのかを考えておきましょう。
入社後に納得し、やりがい持って働くためにも焦って結論を出すのは避けたいところです。内々定先や選考中の企業をさまざまな視点で比較し、納得できると判断できれば承諾することも1つの方法です。
27卒が6月に意識したい選考再開・追加募集
例年、6月以降に意外と起きるのが、企業の選考再開や追加募集です。新卒採用では、企業が予定通りに内々定を出しても、学生側の辞退が一定数発生します。これは、知名度のある企業や人気企業でも起こりうるものです。
学生は複数社の選考を同時に受けていることが多く、最終的には1社に絞ります。その結果、企業側では想定よりも内定承諾数が少なくなり、6月以降に再度選考を行うケースがあります。
特に理系採用では、会社全体の採用人数だけでなく、職種や専攻ごとに採用枠が分かれていることもあります。たとえば、以下のようなケースです。
・機械系は充足したが、電気電子系はまだ足りない
同じ技術系採用でも、専攻ごとに必要人数が異なる場合があります。会社全体では採用が進んでいても、特定分野の学生を追加で探していることがあります。
・情報系人材の承諾率が想定より低い
IT、メーカー、金融、コンサル、通信など、情報系人材を求める業界は幅広くあります。そのため、企業側が想定していたよりも辞退が多く出ることがあります。
・生産技術や品質管理職で追加募集が出る
研究開発や設計だけでなく、生産技術、品質保証、設備保全、施工管理などの技術職で追加募集が出ることもあります。理系学生の専門性が活かせる職種は多岐に渡ります。
・地方勤務や特定職種の採用枠が残っている
各企業においても、勤務地や職種によって応募が集まりやすい枠とそうでない枠があります。地方勤務や工場・事業所配属の可能性がある職種では、追加募集が行われることもあります。
・内々定辞退により、技術職の枠が再度動く
人気企業であっても、内々定辞退が起こることは珍しくありません。その結果、一度募集が閉じたように見えても、再度選考が動く場合があります。
27卒でまだ就活を続けている人は、6月以降も求人情報やスカウト、大学のキャリアセンター、逆求人サイトなどを確認しておきましょう。この時期は、大手企業だけに絞りすぎると選択肢が限られやすくなります。専攻や研究内容に近い企業、自分の専門性が活かせる周辺業界など広く目を向けると、可能性が広がります。
6月の27卒で選択肢を増やすには、何よりも行動が大事な時期です。内々定を持っている人は「本当に納得できるか」を確認し、まだ探している人は「今から応募できる企業」を広げていくことが重要です。
28卒理系学生の6月|夏インターンの募集がピークになる時期
28卒の理系学生にとって、6月は夏インターンシップの募集が本格化する時期です。特に人気企業や複数daysのインターンでは、6月から7月にかけてエントリー締切が集中することがあります。1dayは比較的参加しやすいものもありますが、複数daysや職種別インターンでは、事前に選考が行われることがあります。
選考内容としては、エントリーシート、適性検査、グループディスカッション、個人面接、AI面接、動画選考などがあります。理系向けのインターンではガクチカや自己PRだけでなく、履修、実験実習、研究活動の経験などを見られる場合もあります。
まだ本選考ではないとはいえ、人気企業のインターンや少人数の複数daysインターンは倍率が高くなりやすいため、早めに準備しておくことが大切です。また、夏は就活に時間を使いやすい時期でもあります。夏季休暇では比較的まとまった時間を取りやすく、複数の企業や業界を見ることができます。
企業側も、夏インターンではまず学生に自社を知ってもらい、興味を持ってもらうためのコンテンツを用意していることが多いです。たとえば、以下のような内容です。
・業界理解セミナー
業界全体の仕組みや、企業が社会でどのような役割を担っているのかを知ることができます。まだ志望業界が決まっていない学生にも参加しやすい内容です。
・技術職の仕事体験
研究開発、設計、生産技術、品質管理、ITエンジニアなど、理系職種の仕事内容を体験できるプログラムです。職種理解を深めるうえで役立ちます。
・工場見学、研究所見学
メーカーやインフラ系企業では、工場や研究所を見学できるインターンもあります。実際の現場を見ることで、働くイメージを持ちやすくなります。
・社員座談会
若手社員や技術職社員から、仕事内容や就活時の考え方を聞ける機会です。説明会だけでは分からないリアルな情報を得られることがあります。
・グループワーク
課題解決型のワークや、商品企画、技術提案、設計体験などを行うプログラムです。企業によっては、グループディスカッションや本選考に近い雰囲気を経験できることもあります。
秋以降になるほど、インターンやイベントが選考に近い意味を持つこともあります。一方で、夏はまだ「まず知ってもらう」「興味を持ってもらう」ためのプログラムも多く、業界や職種を広げて見るには良い時期です。28卒の6月は、志望企業を絞り切るよりも、まずは選択肢を広げることが重要です。
28卒が6月にやるべきこと
28卒の6月にまずやるべきことは、夏インターンの応募先を整理することです。この時期は、目当ての企業だけを見るのではなく、関心のある業界や職種をいくつかに分けて見ておくと良いです。たとえば、以下のように整理できます。
・第一志望に近い企業
すでに気になっている企業がある場合は、夏インターンの募集情報を早めに確認しましょう。人気企業では、6月中に締切を迎えることもあります。
・専攻や研究内容と近い企業
機械、電気電子、情報、化学、材料、土木建築、生物、物理、数学など、自分の専攻とつながりやすい企業を見ておくことは大切です。
・まだ詳しくないが気になる業界
夏インターンは、業界理解を広げる機会でもあります。少しでも興味がある業界は、早い段階で見ておくと後の選択肢が広がります。
・職種理解のために参加したい企業
同じ理系職でも、研究開発、設計、生産技術、品質保証、ITエンジニア、施工管理などで仕事内容は大きく異なります。職種の違いを知る目的で参加するのも有効です。
・幅広く比較するための企業
メーカー、IT、インフラ、建設、化学、半導体など、複数の業界を見ることで、自分に合う仕事を考えやすくなります。
理系学生の場合、最初から業界を狭めすぎると、本来は相性が良かったはずの企業を見逃してしまうことがあります。
たとえば、機械系なら自動車や重工だけでなく、自動車部品、産業機械、医療機器などにも活躍の場があります。電気電子系なら、電機、通信、半導体、電力、制御、組み込み開発などに広がります。情報系なら、Web系やSIerだけでなく、メーカーのソフトウェア開発、データ分析、AI、セキュリティ、社内DXなども候補になります。
また、エントリーシートに向けて、これまでの経験を整理しておくことも大切です。研究テーマがまだ決まっていない場合でも、授業、実験実習、課外活動、自主学習などから伝えられることはあります。
6月の段階では、完璧な自己分析や志望動機を作る必要はありません。実際にインターンへ参加することで視野を広げ、就活の軸を少しずつ固めていきましょう。
まとめ
6月は、27卒にとっては本選考・最終面接・内々定が進む時期です。政府ルール上は6月から採用選考活動が始まるとされていますが、実態としてはすでに内々定を持っている学生も多くいます。
ただし、企業によっては6月から最終面接を行うケースもあり、内々定辞退による選考再開や追加募集も起こります。そのため、27卒は「もう遅い」と決めつけず、今ある選択肢を整理しながら、必要であれば応募先を増やすことが大切です。
一方で、28卒にとって6月は夏インターンの募集がピークになる時期です。特に複数daysのインターンでは、エントリーシートや面接などの選考を挟むこともあります。
夏は、企業側も学生に自社を知ってもらうためのコンテンツを多く用意している時期です。後半になるほど選考色が強まることもありますが、6月から夏にかけては、業界や職種の選択肢を広げる大きなチャンスでもあります。
理系就活では、専攻や研究内容だけでなく、自分の経験がどの業界・職種で活かせるのかを知ることが大切です。6月は、次の動きに差がつきやすい時期です。自分の状況に合わせて、今やるべきことを具体的に進めていきましょう。
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