理系学部生必見!インターン面接でよく聞かれる質問とその対策

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  • 公開日:2023年9月20日
  • 最終更新日 : 2024年6月6日

インターンシップへ参加する際、企業によって「誰でも参加OK」「書類選考有り」「面接有り」など参加方法が異なります。特に応募学生の多いインターンや中~長期間のインターンは面接を行うことも多く、この記事では理系学部生がインターン面接でよく質問されることや、その準備方法について解説します。

目次

  • インターン面接とは
  • インターン面接でよく質問されること
  • インターン面接に向けて準備すること
  • まとめ

インターン面接とは

インターン面接は、学生が企業のインターンへ参加する前に行われる、一種の適性検査です。企業は、この面接を通じて学生の職業意識やモチベーション、コミュニケーション能力などを評価します。一方、学生にとっては、自身の意欲や適性をアピールするチャンスであり、企業の雰囲気や働く環境を直接感じる機会となります。

 

インターン面接でよく質問されること

・自己紹介

多くの面接で最初に求められるもので、自分の経験やスキルを端的に伝えることが求められます。企業によって「3分以内に自己紹介をしてください」「〇〇のテーマに触れた上で自己紹介してください」等の指示が来ることもあるので、予め決めたことをそのまま言うのではなく柔軟に対応できるかどうかも大事なポイントです。

 

・大学でどのような学習・実験・研究に取り組んでいるのか?

技術職など理系の専門性を期待するインターンだと、専攻分野に関する質問をされる可能性が高いです。ただしインターン参加時点では研究活動は取り組んでいないどころかテーマが決まっていないことも珍しくありません。企業もその点の理解はあるので「講義や実験実習ではどのようなことを学んでいるのか?」「研究はどのようなテーマで考えているのか?」等の切り口で質問されることが多いです。

 

企業は習熟度だけに限らず、「学んでいることを自分の言葉でわかりやすく説明できるか」「自分なりの目的意識を持って学習に取り組んでいるのか」「実験実習でチームワークは取れているのか」など、様々な視点から理系学生としての個性・魅力を引き出そうとしています。

・あなたの強み(得意)や弱み(苦手)なことは?

学問に限らず課外活動や大学・高校・中学などこれまでの人生で培ったことを伝えるチャンスです。この質問は多くの企業からされる内容なので自己分析を通して自分なりに深掘りしておきましょう。また弱みは裏返せば強みになることもあります。自分で考えるだけでなく自分のことをよく知る友達・先輩・教員などに尋ねてみると自分だけでは気づけないことを発見できるかもしれません。

 

・困難な状況を乗り越えた経験は?

問題解決能力や協調性、適応力などを確認するための質問です。就職後は様々な困難にぶつかることがあり、その際にどのような思考・行動をするのか。この質問は学生時代の経験から見極めようとしているものであり、「困難に当たったとき、どのようなプロセスで乗り越えたのか」「なぜそのような決断をしたのか」「チームではなくあなた自身は何を考え、どんな事をしたのか」など深堀りされることもあります。強み弱みと同様、自己分析の際に振り返っておきましょう。

 

・当社のインターンに応募した理由は?

企業は数あるインターンの中からなぜ自社のインターンを選んでくれたのか気にしています。インターン後に面接へ進んだとしても改めて質問される内容でもあるので、率直に正直な気持ちを伝えることを推奨します。自分ならではの具体的な理由があればしっかりと言語化することで説得力も増します。

 

・インターン期間中に達成したい目標は?

具体的なビジョンや目標を持っているか、またそのためのアクションプランがあるかを確認します。また中~長期インターンの場合、企業は学生がインターン参加後に本選考へ進む可能性がどれくらいあるのか気にしています。例えば「社会人になった後に実現したいこと」「就職で特に重視すること」など、キャリア形成に関することを通して深掘りされることもあります。

 

インターン面接に向けて準備すること

・企業の調査

インターン先の企業・業界・業態・職種、ビジョンやミッションなどをしっかりと理解しておくことが重要です。例えばメーカーであれば業界における立ち位置、製品の特長や強み、必要とされる専門分野(機械・電気電子・ソフトウェアなど)、求める人物像などホームページの採用情報・ナビサイト・インタビュー記事などから調べるほど面接では深みのある話ができるようになります。

 

・自己分析

自身の強みや弱み、得意なこと、これまでの経験などを整理しておきましょう。下記の記事でも以前取り上げているのでご参照ください。

長所と短所の見つけ方は?エントリーシートや面接対策に向けて。

 

・明確な目標設定

インターンシップで何を学びたいのか、何を成し遂げたいのかを明確にしておくと、自身の意欲やモチベーションを伝える際に役立ちます。

 

・模擬面接の実施

友人・先生・家族に協力してもらい、模擬面接を行うことで自分の言葉で説明する練習やフィードバックを通した改善にも繋げられます。そして実際の面接時の緊張を和らげることができるのでおすすめです。

 

まとめ

インターン面接は、本選考を先々に控える学生にとっては貴重な経験となるものです。しっかりとした準備をして、自分の意欲や努力をアピールし、企業にとっても自分にとっても有意義なインターンシップとなるよう取り組んでいきましょう。

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