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- 公開日:2022年10月22日
- 最終更新日 : 2023年10月26日
そこで今回は、面接を受ける前の準備を「業界研究・企業研究・自己分析」「頻出質問への対策」「本番を想定した実践」の3つのステップで解説します。
この3つのステップで完璧な面接対策を行いましょう!
目次
- まずは下準備から
- 頻出質問を徹底的に対策する
- 本番を想定した実践をする
- 最後に
①まずは下準備から
・業界研究や企業研究を行う
面接で必ず聞かれる、「企業への志望理由」「他の企業ではない理由」「企業の強みや弱みは何か」といった質問に対応するには、受ける企業やその業界のことを詳しく知っている必要があります。そこで必須なのが業界研究や企業研究です。
業界研究では、世の中にどのような業界があるのか、その市場はどういった動きをしているのかなどを調べ、企業研究では、志望する企業の事業内容や職種・働き方を調べることで、企業理解を深めることができ、志望理由も説得力のあるものになります。
また、その企業に入って何がしたいのかという質問には、その企業にどういった職種があり、どういった業務内容なのかを知る職種研究も必要です。各職種の業務内容の理解とともに、入社後のキャリアや働き方などについて調べ、各職種の業務内容や求められる資質などを把握することが重要です。
・自己分析を行う
面接では、就活生の価値観を探るために深堀りをした質問をされることがあります。そのような質問に対応するには、自己分析が必要です。
就職活動における自己分析とは、自分の過去の出来事・経験を振り返って分析し、自分の特徴・強みを見出すことです。そしてこれから就職活動をする上での基準、つまり自分の就職活動の軸を見つけます。特徴や強みを見つけることで、どのような業界が自分に向いているか、志望したいかという「就活の軸」を具体的に考えられ、面接で効果的にアピールする材料を得られます。
②頻出質問を徹底的に対策する
ただでさえ緊張する面接という場面で自信を持って受け答えするには、事前にどれだけ質問を想定して対策をできているかが重要です。どの企業でも聞かれるような頻出質問はできるだけ把握し、自分だけの面接質問回答集を作ることをおすすめします。また、回答に対して聞かれる可能性のある追加の質問も想定しておくと良いでしょう。
リケイマッチでは、理系学生向けの面接質問集も用意しているのでぜひ参考にしてみてください。
③本番を想定した実践をする
質問の回答を準備したら、次にやることは実践です。友人や先生、キャリアセンターなど周りの人に手伝ってもらい、本番を想定した面接を繰り返し行います。もし周りに頼める人がいない、という場合はYoutubeなどで模擬面接の動画を使って練習するのも良いでしょう。
本番を想定した実践を行うメリットとして、自分の改善点を発見できたり、本番の緊張を和らげることができます。実際にやってみることで自分の弱点や癖に気づくことができ、「練習をたくさんしたから大丈夫」と自信が持てるようになって緊張が和らぎます。万全の準備は面接への自信に繋がるため、納得がいくまで繰り返し行いましょう。
・回答の仕方のポイント
ここでは、回答するうえで好印象に繋がるポイントについて紹介します。
結論ファーストで伝える
回答する際に特に大切なのは最初に結論を述べることです。結論から入ることで、面接官もその後に続く話が理解しやすく、自分でも言いたいことを整理しやすくなります。
話し方に気を配る
内容だけでなく話し方に気を配ることも、好印象に繋げるために大切なポイントです。強みやエピソードの内容も大切ですが、熱意の伝わりにくい話し方やボリュームでは良い印象になりません。練習を重ね、相手に聞き取りやすいボリュームやスピードを考えて、抑揚や目線などにも気を配って話せるようになりましょう。
話の構成を考える
最初に結論を述べた後、エピソードやそれを裏付ける話をする必要があります。面接官に話の内容を分かりやすく伝えるために、結論→理由・事例・エピソード→まとめ・結論といった順序を組み立てて話しましょう。また、話の流れを考えておくと、もし途中で内容を忘れてしまっても思い出しやすくなります。
④最後に
今回は、面接を受ける前の準備を「業界研究・企業研究・自己分析」「頻出質問への対策」「本番を想定した実践」の3つのステップでご紹介しました。せっかく書類選考を通って面接まで進んでも、準備不足で不採用になってしまうのはもったいないです。
準備を入念に行えば、不安や緊張も薄まり、本番でも自信を持って対応できます。今回紹介した事前準備をしっかり行って、心にゆとりを持って面接に備えましょう。
もしも不足の事態になったら・・・
面接はどれだけ準備をしても不足の事態が起こることは珍しくありません。想定外の質問ばかりで準備したことが全然使えないことも起こることがあります。そんなときは練習した事だけにこだわらず、臨機応変に会話することも重要です。
例えば、アルバイト先の同僚や先輩と会話をするときに、事前に話す内容をきっちり決めていますでしょうか?その時々に応じて仕事を進めるために必要な会話をしていますよね。これと同じイメージです。
緊張する瞬間もあると思いますが、採用担当は学生のありのままの人柄も知りたいってケースも多く、率直に思ったことをぶつけてみましょう。