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- 公開日:2024年10月27日
早期選考や本選考に応募する理系学生にとって、一次面接や最終面接の結果通知を待つ時間は、とても気になるものです。結果がいつ来るのか、また合格していても通知が遅れる場合、その原因が何なのか不安に思う学生も少なくありません。
一次面接や最終面接の結果通知にかかる時間
一次面接や最終面接の結果通知は、企業や選考状況によって異なりますが、一般的には1週間以内に通知されることが多いです。
特に技術職・研究開発職の理系新卒採用では、合格の場合、1~3日以内に通知が届くことが多いことが特徴です。
・一次面接
一次面接は複数の候補者を評価する段階であり、1週間ほどかかることが一般的です。一方で、合格の場合は1~3日以内に通知する企業も増えています。
企業も合格者のモチベーションを高めながら選考に進めたいことや他社に取られることを避けたいことなどの意図から、迅速に対応するケースが多く見られます。
・最終面接
最終面接の結果は、役員や経営層が関与するため、やや時間がかかることがあります。
非常に評価が高い場合、1~3日以内に通知することもありますが、最終選考であるため、合格でも1週間、長い時には2週間かかる場合もあります。
面接結果通知が遅れる理由
面接結果の通知が遅れる理由には、いくつかの原因が考えられます。
・応募者数の多さ
多くの学生が同時に選考に参加するため、企業が全ての候補者を評価するまでに時間がかかることがあります。
大企業や人気企業では、特に一次面接で応募者が多数になることが多いです。
・人事や役員の多忙
企業の人事担当者や役員が多忙な場合、選考結果の通知が遅れることがあります。
人事担当者が1人しかおらず採用以外も兼務している場合など、他の業務が優先されることで面接結果が後回しになることもあります。
・社内の承認プロセス
合格通知を出すためには、社内での承認が必要です。
特に最終面接の結果では、配属部門や役員会議での確認・承認が必要となることがあり、そのプロセスに時間がかかることがあります。
・不合格の場合は後回しにされることも
不合格者への通知は、合格者の通知を優先するため、後回しになることがあります。
場合によっては2~3週間後に不合格通知が届くこともあり、結果が遅れると期待していたものの、最終的に不合格通知が来るケースもあるので、注意が必要です。
合格でも結果が遅れるケースとその原因
面接に合格していても、結果通知が遅れるケースがあります。合格通知が遅れる原因としては、次のようなものがあります。
・内定者の調整
企業が多数の候補者を面接している場合、内定者数の調整を慎重に行うことがあり、結果通知が遅れることがあります。
・内定通知のタイミング調整
企業によっては、全ての最終面接が終了してから内定通知を一斉に送ることがあります。
そのため、他の候補者の選考が続いている場合、結果通知が遅れることがあります。
・社内の最終確認や承認待ち
最終的な合格通知を出すには、社内での最終確認や役員の承認が必要になることがあります。
役員や決裁権を持つ人のスケジュールによって通知が遅れることがあります。
通知が遅い時の対処法
面接結果が遅れている場合、不安に感じることもあるかもしれません。その際の対処法としては、次のようなものがあります。
・1~2週間は待つ
まずは、企業からの指示通りに1~2週間は待つことが重要です。選考プロセスに時間がかかることもあります。
そして結果を待っている間も、自分自身のリスクヘッジとして、他社の応募や選考を止めないことを推奨します。
結果を待つ間に動きを止めると、その間であれば応募できた企業に応募できなくなってしまうなどの機会損失に繋がりかねません。
・確認メールを送る
1~2週間以上経っても結果が来ない場合、感謝の言葉を述べつつ、選考結果を確認するメールを送るのも有効です。
2週間経っても何の連絡も無い場合は不採用の可能性が高いだけでなく、通知を送信し忘れている可能性すらありますので、確認連絡を入れることは全く問題ありません。
まとめ
一次面接や最終面接の結果通知は、合格の場合だと1~3日で来ることが多々ありますが、企業の選考プロセスによっては遅れることもあります。
合格でも通知が遅れる原因には、社内の調整や承認プロセスが関係している場合があります。
結果が遅れている場合は、焦らずに1~2週間は待ち、必要に応じて丁寧に確認することが大切です。