【福利厚生まとめ】メーカーにはどんな福利厚生があるの?代表的な内容をリストアップ!

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  • 公開日:2023年10月10日
  • 最終更新日 : 2024年5月27日

就職活動において必ず目にする福利厚生。今回はメーカー企業に絞り、どのような福利厚生があるのか解説していきます。

目次

  • 福利厚生とは
  • メーカー企業の代表的な福利厚生
  • 福利厚生を就職活動で確認するには?
  • まとめ

福利厚生とは

福利厚生とは、企業が従業員の生活向上や労働意欲の向上を図るために提供するさまざまなサービスや待遇のことを指します。給与以外の報酬として、健康や生活の質の向上をサポートするための制度や施設が提供されます。日本の多くの企業では、様々な福利厚生が提供されていますが、その内容は企業や業界によって大きく異なることがあります。

 

メーカー企業の代表的な福利厚生

メーカー企業での福利厚生は業界や企業規模にもよりますが、以下のようなものは特に多く見かける内容になります。

 

■社宅・住宅手当

社宅・社員寮:新卒や単身赴任者を対象にした住居。敷金や礼金などの初期費用が低い、家賃が格安などのメリットがある。

引越し補助:転居に伴い引越しが必要となる場合、全額もしくは一部を企業が負担。

住宅ローン支援:住宅ローンの金利を一部企業が補助。定年までの利用期間や補助金額の上限など、条件が設けられることが多い。

 

■保養所・リゾート施設

ファミリー向け施設:家族と一緒に休暇を過ごせる施設。プールやスポーツ施設、子供向けの遊び場などが完備されていることが多い。

リフレッシュ施設:社員の休養を目的とした施設。温泉やマッサージ、リラクゼーションルームなどがある。

 

■健康支援

定期的な健康診断:年1回や半年に1回の健康診断。年齢や性別に応じて、さらに詳しい検査を実施することもある。

フィットネスクラブの割引:提携しているフィットネスクラブやジムの利用料金が割引になるサービス。

クラブ活動:社内で野球部、テニス部などの部活動を行い、活動資金の補助が出る。

食事補助:社内の食堂を利用する場合、社員であれば料金を割引。また出張時の食事補助が出る場合も。

社員旅行:費用を全額もしくは一部を企業が負担した上で社員全員で旅行。

 

■資産貯蓄

従業員持株会:自社株式を社員が購入し、会社と自分自身が一体感を持った上で働く。

退職金制度:会社ごとに定められた一定期間の勤務を経て退職することで、退職金を受け取る。

財形貯蓄:給与の一部を提携している金融機関へ積み立てることで貯蓄を行う。

 

■自動車関連(自動車業界で特に多い)

自動車保険:自社指定の保険に加入することで、費用が通常より割安。

自動車購入補助:自社グループもしくは取引先の車を購入することで、費用が通常より割安。

※同様に通信機器、家電など各業界ごとに類似の制度が存在することもあります

 

■慶弔見舞

慶弔見舞金制度:従業員やその家族の祝い事や不幸が生じた際、企業から慶弔見舞金を受け取る。

 

■テレワーク(在宅勤務)

テレワーク制度:週2日迄など、一定のルールに基づき自宅で仕事ができる制度。

テレワーク補助:通信環境等を整えるために生じる費用を、企業が全額もしくは一部を負担。

 

福利厚生を就職活動で確認するには?

福利厚生は企業の採用情報やナビサイト等の募集内容に記載されています。それらの情報を調べた上で、言葉の定義がわからない場合はグーグル等で検索してみましょう。企業独自のものではない限り、一般的な内容であるため検索で解決することが多いです。

 

一方で調べた上で分からなかったことは、説明会や面接の場で直接聞いてみましょう。なお、面接の場で質問する際の注意点ですが、福利厚生のことだけを沢山質問すると成長意欲等が質問を通して伝えられない懸念もあります。もしも質問する場合は、事業や業務に関することなどを質問しつつ並行して尋ねることを推奨します。

 

まとめ

メーカー企業の福利厚生は、従業員の生活やキャリアをサポートする多岐にわたるものがあります。また自社グループや取引先で作っている製品・サービスを割安で利用できる場合もあります。そして社宅や引越し補助など、同じ制度ではあっても企業によって金額などが異なりますので、そのような制度は特に個別で調べてみましょう!

 

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