【前編】企業研究の方法(IT系、メーカー)

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  • 公開日:2022年10月20日
  • 最終更新日 : 2023年12月31日

IT系、メーカーの企業研究の方法についてまとめました!

とある大学内における就活講演会でもお話をしたコンテンツであり、盛り沢山であるため前編・後編で分けています。

「企業研究ってなんでしないといけないの?」「何から始めた方がいいのかわからない」等の悩みを聞くことも多いので、それらの悩みに寄り添った内容で書かせていただきます。

 

目次

  • (前編)なぜ企業研究が必要なのか?
  • (前編)業界研究の方法
  • (前編)企業研究の方法
  • (後編)企業研究のチェックポイント

①なぜ企業研究が必要なのか?

 「自分に合った企業を見つけるため」

企業研究は自分に合う企業を見つけ出すための取り組みです。「業界や職種の魅力」「どのようなキャリアアップができるのか」「同業他社や競合他社との違いは何か」など調べることで、自分の志向に合う企業を絞り込むことができます。

もし企業研究を行っていなかった場合、入社後に「期待、想像したことと大きく違う」「キャリアパスが自分の理想と異なる」というミスマッチを起こす可能性があります。

実態として、新卒 3 年以内の離職率は約 30%。退職理由で特に多いのが「自身の希望と業務内容のミスマッチ」「待遇や福利厚生に対する不満」「キャリア形成が望めない」等であり、企業研究は欠かせません。

 

②、業界研究の方法

企業研究の前に、自分の志望している、または気になる業界について調べましょう。業界研究を通じて、その業界に抱いていたイメージを再確認し、具体的なイメージを持てるようになります。その正しい認識のもとで企業選びを進めていくことで、ミスマッチを防ぐことができます。

 

 1、インターネット

例えば、 自動車業界についてネットで調べる場合、「自動車 業界」 「自動車 企業研究」 「自動車 設計 魅力」 など、気になる内容に応じて検索すると該当する記事が豊富です。また、「〇〇業界協会」「〇〇業界団体」などといった、各業界の企業が加盟している任意団体のホームページや、各業界のニュースなどから最新の動向を知ることができます。

 

2、本(書籍)

業界地図(会社四季報や日経が出版)という書籍が毎年、発刊されています。各業界の動向だけでなく、多くの業界の全体の流れも把握できます。また、各業界に特化した書籍も豊富であり、特に気になる業界の仕組みや魅力など更に深堀ることもお勧めします。

 

3、先輩、OB 、リクルーターからヒアリング

イメージと実態にギャップがないか確認し、実際のやりがいや大変な事などを聞いて理解を深めていきます。1、2で調べた中で「実態としてどうなのか」「書籍では得られない情報がないのか」など、理解を深めていくことも大事です。

 

③企業研究の方法

気になる企業が見つかったら、さっそくその企業についての理解を深めていきましょう。

 

1、志望企業の HP を確認する

基本的な企業情報はもちろん、その企業が掲げるビジョンや代表のメッセージなどが掲載されています。採用情報では学生向けのコンテンツ作りに注力している企業も多いです。貴重な一次情報でもあるので、企業の雰囲気や求める人物像などを知るヒントになります。

 

2、サービスや製品について調べる

企業の商品から得られる情報もあります。サービスや製品について調べることで、その企業のビジネスモデルを具体的に知ることができるからです。また、面接で企業の商品について聞かれる事も多いので、必ず押さえておきたいポイントです。

 

3、会社/OB・OG への訪問

現場の声や雰囲気を、自ら仕入れに行くことも大切です。会社訪問や OB・OG 訪問では、文字情報だけでは決して得られない貴重な情報が得られます。調べて理解した事と差異がないか、直接確かめることができます。

 

 4、他社との違いをはっきりさせる

集めた情報から、業界における志望企業の立ち位置を知ることは大切です。その企業の強みは何なのか、競合企業はどこなのか、どういった戦略の違いがあるのか、そうした他社との違いを明確に押さえることは欠かせません。他社との比較については面接で聞かれることも多く、必ず押さえておきたいポイントです。

 

以上、企業研究の方法についてまとめてみました!

これらの内容を踏まえた上で、「各企業ごとに何をチェックすればいいのか?」について後編の記事でまとめました。

 

※追記

後編の記事が出来ました。ぜひチェックしてみてくださいね。

【後編】企業研究の方法(IT系、メーカー)