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- 公開日:2024年1月30日
目次
- 不適切な第一印象
- 自己紹介の不備
- 企業研究の不足
- 専門用語の多用
- 質問の意図から逸れた回答
- ネガティブな言動
- 逆質問の準備不足
- まとめ
不適切な第一印象
面接における第一印象は極めて重要です。服装やネクタイが大きく乱れていたり、笑顔がなく暗い表情に見えてしまったり、声が小さく元気がなかったりすると開幕からマイナス印象で始まってしまいます。逆にこれらの内容で問題がなければ、採用担当者も期待感を持って質問をしてくるでしょう。
自己紹介の不備
自己紹介は多くの企業で求められる内容であり、自分を伝える最初の機会です。簡潔でありながら、自分の強みや興味、経験をわかりやすく伝えることが重要です。予め自己分析をする中で整理して挑みましょう。
企業研究の不足
企業に関する十分なリサーチを行うことは、面接成功の鍵です。企業の事業内容、文化、業界の動向などを理解し、それを自分の経験やスキルと関連付けて話すことができれば、面接官に良い印象を与えます。逆に企業研究を怠ると、「弊社の~~~について事前に調べてきてどんな印象でしたか?」等の質問で上手く答えられない事態も起こってしまいます。
専門用語の多用
理系だと講義や実験で取り組んだ内容を話すことが多く、専門用語を使うことがあります。用語によっては相手が理解していない事もあり、その際は「専門用語を使いつつ、簡潔に内容を補足する」「専門用語をわかりやすい言葉に置き換える」のいずれかを推奨します。一方で面接官が同じ分野の技術者であればこの限りではありません。
質問の意図から逸れた回答
質問が来た場合、その質問が求める意図に沿った回答をしましょう。例えば、Aの質問にはAの回答がベストだとして、そこから逸れてBの回答をしてしまうのは避けたいことです。面接では緊張のあまり予め準備したことを話そうと意気込むことは珍しくなく、Bを準備していたからBを話してしまった、なんてことも実はよく起こっています。準備したことはあくまで引き出しの1つに留めておき、質問されたことに対して素直に答えていきましょう。
ネガティブな言動
ネガティブな態度や言葉遣いを頻発してしまうことは避けましょう。失敗談を話す時など起こりがちですが、仮に失敗で終わったことであっても次へどのように活かしていきたいのか、どんなことを学んだのか等、ポジティブに話せることはあるはずです。最終的に前を向いて取り組んでいる人を多くの企業が求めていることも背景にあります。
逆質問の準備不足
最後に質問を求められた際、「特にありません」だとマイナスに映ります。予め2~3つは用意しておくことや、それまでのやり取りを通して質問内容を考えておくことを推奨します。また、「福利厚生について教えてください」など、企業ページを調べれば書いていることを聞くのも良い印象ではありません。「採用ページの福利厚生で〇〇という制度を拝見したのですが、具体的にどのような制度なのでしょうか?」など、予め調べた上で未知のことであれば大丈夫です。
まとめ
面接で不採用に繋がるこれらのポイントを理解した上で、事前に準備を行っていきましょう。特に自分自身に課題があると感じたところを重点的に対策することでも、成功の確率を高めることができます。