【26卒理系学生】早期内定を獲得しても就活を続けるべき?納得できる内定承諾までのポイント

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26卒の理系学生の中には、早期選考や長期インターン経由で内々定を獲得したものの「これで本当にいいのかな?」と納得しきれない方もいるのではないでしょうか。この記事では、そんな悩みを抱える方に向けて、「就活はどこまで頑張るべきなのか」を考えるヒントをご紹介します。

 

もし、今の内定先に迷いを感じるなら、自分が納得できるまで動き続けるのもひとつの選択肢。納得したうえで、最終的に承諾するのもありですし、他により良い企業を見つける可能性もあります。

まずは「納得度」が大事

就活の最終ゴールは「自分が本当に納得した企業へ入社すること」です。内々定をもらったからといって、必ずそこに決めなければならないわけではありません。もちろん、企業側の採用スケジュールや期日があるため、長期間の保留は現実的ではないケースもありますが、決断を急ぎすぎて後悔するよりは、一定の期間を設けて「本当にここでいいのか」を考える時間を持つことが大切です。

 

特に理系学生を採用したい企業は、文系と比較しても多い傾向にあります。中には「面接1回だけ」「理系学生であれば9割以上内々定を出している」といった企業も珍しくありません。こうした企業の場合、高い確率で内々定を得られるからこそ、深く考えずに決めてしまうことが本当に良いのか、改めて検討することをおすすめします。

 

自分が納得できるまで就活を続けるのは、決して悪いことではありません。最終的に「やっぱり今の内定先がいい」と思えば、その企業を承諾するのも立派な選択肢です。

 

期日のプレッシャーと交渉の可能性

多くの企業では「いつまでに返事をください」という承諾期日を設定しています。期日が早めに設定されていると、「もう決めないといけないのかな…」とプレッシャーを感じる人もいるでしょう。しかし、もしその期日では納得できる判断が難しい場合、企業に相談して期日の延長をお願いするという選択肢もあります。

 

企業側は、できるだけ早く内定承諾をもらいたいと思っているのは事実ですが、学生側の状況や正当な理由を丁寧に伝えれば、ある程度の余裕を貰うことができることもあります。どうしても期日が短いと感じたら、担当者に相談してみても良いでしょう。

 

企業視点の新卒採用の裏側になりますが、企業が本当に欲しい人材であれば、期日を延長してでもさらに魅力を伝えて採用したいと考えることは裏側でたびたび起きています。このような背景から、理系学生の皆さんは自分から交渉するという選択肢も場合によっては有効です。

 

迷いがある時のチェックポイント

■企業研究の再確認

内々定をもらった企業について、改めて事業内容や将来性、社風、働き方などをリサーチしてみましょう。迷いがある原因が明確になると、判断しやすくなります。

 

■自分のキャリアビジョンと合致するか

「将来どうなりたいか」「どんな仕事をしたいか」「どんな人と働きたいか」などを考え、その企業がそれを実現できる環境なのかをチェックしてください。興味ややりがいを感じられるかどうかは、大きなモチベーションに繋がります。

 

■他社や他業界と比べてどうか

内々定先が第一志望なのか、あるいは他にも興味のある企業が存在するのかを整理しましょう。同じ業界内での比較だけでなく、異なる業界を見てみると新たな気づきが得られることもあります。

 

他企業との比較と情報収集

迷いがあるなら、さらに情報を集めるのも一つの方法です。

 

特に理系学生の場合、技術職や研究開発職の募集をしている企業は多く、インターンシップや早期選考を逃したとしても歓迎されることが多いです。就活サイトや大学のキャリアセンター、OB・OG訪問などを活用し、新たな企業を探したり視野を広げて考えるなど行動持てる企業を探してみましょう。

 

もし他に応募したい企業があれば、積極的に動いてみる価値があります。実際に話を聞いてみることで視野が広がり、より納得感のある就職先へ出会える可能性が高まることがあります。また、新たに見つけた企業と比較した結果、最初の内々定先の良さを再認識するケースもあります。

 

最終的な判断の付け方

最終的には、「ここで働きたい」「この企業に貢献したい」と思えるかが大きなポイントになります。内々定先への疑問が解消されず、他の企業に挑戦したい気持ちが強いなら、就活を継続したほうが後悔は少ないです。

 

一方、様々な軸で検討した結果、納得して行きたいと思える企業に出会えたら内定承諾をすることも1つの選択肢です。残りの大学生活で研究活動に打ち込んだり、学生の間にしかできないことを追求するのも後になって良かったと思えるかもしれません。

 

まとめ

「どの企業へ就職するのが正解なのか」に唯一の答えはありません。中途採用まで視野を広げると、大手から中小・ベンチャーへ転職した人、製造業からIT業界へ移った人、営業職からエンジニア職へキャリアチェンジした人など、多種多様なケースが存在します。

 

自分自身が納得でき、やりがいを感じられる選択をすることが大事です。自分の視点や価値観を大切にしつつ、悔いのないよう就活に取り組んでください。最終的に得た内定先が「ここしかない」と思えるよう、情報収集と自己分析をしっかり行いながら、必要に応じて他社とも比較することをおすすめします。

 

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