理系就活生必見!エンジニアの種類やそれぞれの仕事内容は?

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  • 公開日:2023年2月10日
  • 最終更新日 : 2023年12月31日

理系就活生であれば何度も耳にしたことがある「エンジニア」。

 

エンジニアと聞くとIT系の仕事を思い浮かべる人も多いですが、工学に関する技術的な専門職はエンジニアと呼ばれます。

 

この記事ではエンジニアの種類やそれぞれの仕事内容について解説していきます。

目次

  • エンジニアとは?
  • まとめ

エンジニアとは?

エンジニアとは日本語で技術者を意味します。

 

近年ではエンジニアというとITエンジニアを指すことが多いですが、一般的には工学に関連する専門的な職種のことを表します。

 

エンジニアはITエンジニア、機械・工学エンジニア、電気電子系エンジニア、化学系エンジニア、農業・環境系エンジニアの大きく5つに分類されます。

 

それぞれどのような仕事であるかを解説していきます。

ITエンジニア

ITエンジニアは情報技術に関わる仕事を行う技術者です。

 

ITエンジニアは主に以下の3種類の職種が存在します。

 

  • システムエンジニア
  • インフラエンジニア
  • Webエンジニア

 

システムエンジニアはコンピュータシステムの開発に関する業務を行います。

 

提案・設計・開発・テスト・運用の大きく5段階に分けられ、プログラマーやテスターなどと協力して仕事を進めていきます。

 

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなどITインフラの設計や構築に関する業務を行います。

 

インフラエンジニアの業務はさらに、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、データベースエンジニア、セキュリティエンジニア、クラウドエンジニアなどに細分化されます。

 

WebエンジニアはWebサービスやアプリケーションの設計や開発から運用・保守まで幅広く業務を行います。

 

サイトやアプリケーションの利用者のニーズに沿ったものを開発する必要もあるため、ネットワークに関する知識だけでなくマーケティングに関する知識を身に付けておく必要があります。

機械・工学系エンジニア

機械・工学系のエンジニアは、自動車などの乗り物や機械の設計などに携わる仕事を行います。

 

機械・工学系エンジニアは幅広い業界で活躍しますが、大まかに以下の職種に分類できます。

 

  • 自動車エンジニア
  • 航空機エンジニア
  • 家電エンジニア
  • 工作機械エンジニア など

 

いずれのエンジニアも、開発や設計、生産技術など様々な工程でそれぞれ仕事を分担します。

 

そのため自動車エンジニアひとつとっても、

 

  • 自動車そのものを設計するエンジニア
  • エンジンなどの部品を設計するエンジニア
  • 設計したものを量産するための設備を設計・導入するエンジニア

 

など様々なエンジニアが存在します。

電気電子系エンジニア

電気電子系エンジニアは自動車や家電製品、半導体製造など電気で動く製品に対し回路設計や仕様設計、基板設計、評価を行います。

 

仕事の幅は広く、自動車業界や半導体業界、電機メーカーなど多くの業界で活躍できます。

化学系エンジニア

化学系エンジニアは薬品や燃料、食品などの製品の研究開発や製造工程の開発、設備設計などを行います。

 

なかでも代表的な2種類の職種を紹介します。

  • ケミカルエンジニア
  • 材料工学エンジニア

 

ケミカルエンジニアは製品のプロセス開発や設計、生産管理などを行います。

 

物質の状態や性質等を学ぶ化学工学の知識を多く使う職種で、化学反応だけでなく製造工程から設備の管理まで幅広い業務を行うのが特徴です。

 

材料工学エンジニアとは様々な製品に使用される、特定の機能を持った新素材や材料を開発するエンジニアです。

 

薬品だけでなく金属やガラス、セラミックなども扱います。

農業・環境系エンジニア

農業・環境系エンジニアは、農業技術や環境分野に関する業務を行います。

 

農業・環境エンジニアには主に以下の2つの職種があります。

  • アグリエンジニア
  • 環境エンジニア

 

アグリエンジニアは農業にAIなどのIT技術を取り入れ、農業の効率化に貢献する仕事です。

 

環境エンジニアは公害や騒音、汚染などを防ぎ、人々の快適な生活や地球環境のために仕事を行います。

 

具体的には機械設備の保全や騒音測定、室内環境デザインなど幅広い業務を行います。

まとめ

エンジニアについて、それぞれの分野の具体的な仕事内容を解説しました。

 

エンジニアには、この記事に書いた職種以外にも多くの仕事が存在します。

 

気になる職種があればさらに深く調査を行い、就職活動の成功に近づけていきましょう。