【理系学部生向け】ES・エントリーシートの頻出項目とアピール方法について

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  • 公開日:2024年5月20日

理系学部生に向けてエントリーシート(以下、ESと表記)の頻出項目とアピール方法を記述します。頻出項目を把握した上で事前準備(自己分析等)をすることも効果的です。そしてESは企業ごとに項目が異なり、各社に応じた作成が重要です。これらの内容について詳しく説明します。

目次

  • ESの頻出項目
  • ES作成で意識すること
  • 記載できることが無い場合の対処法
  • まとめ

ESの頻出項目

ESは履歴書の代替、もしくは履歴書に補完する形で面接前に利用されることが多いです。基本構成は企業によって異なりますが、以下は一般的に求められる項目です。

 

文理問わない項目:

  • 自己PR
  • 性格・特技・趣味
  • 強み・弱み(長所・短所)
  • キャッチフレーズ
  • 受賞歴・保有資格
  • 挫折や失敗の経験と学び
  • 日頃から心掛けていること
  • 周りから見た印象
  • 将来の夢・目標
  • 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
  • アルバイトの内容
  • 大変だったこと・達成感を得た出来事
  • 部活動・サークル・ゼミ・アルバイト・課外活動
  • 志望動機・就活の軸・業界を選んだ理由
  • 当社の募集職種で特に関心のある職種
  • 当社の志望順位・他のエントリー企業
  • 当社に感じた魅力・企業選びで大切なこと
  • 当社で活かせること・貢献できること
  • 就職活動で重要視すること
  • 当社でやりたいこと
  • 入社後に実現したいキャリアプラン(3~10年後)
  • 希望勤務地・転勤に対する意向

 

理系特化の項目:

  • 大学で学んでいる内容
  • 実験・実習の内容
  • 専攻内容を選んだ理由
  • 学業における目標
  • 学業における困難・乗り越えた事
  • 学業における得意・不得意
  • これまで利用したことのあるツール(CAD、機器、プログラミング言語等)
  • 講義以外で自主的に学んでいる事
  • 研究内容のテーマ・選定理由
  • 研究活動の内容
  • 研究活動における困難・乗り越えた事
  • 研究活動の成果・活動を通して学んだ事
  • 学んだ事を活かして成し遂げたい事

 

また、部活サークルや長期インターン等の課外活動でロボット開発やプログラミング活動に取り組んでいる場合、重点的に質問される可能性があります。自身のプロフィールを振り返った上で、特に企業が関心を持ちそうな部分は念入りに準備しましょう。

 

ES作成で意識すること

自分の個性や強みを具体的、かつ分かりやすく伝えることが重要です。ES選考を実施する背景として、面接前に企業が求める人物像に沿った学生なのか見極める目的があります。

 

そのためESの項目は企業が重視する内容に応じて選定されています。特に履歴書には無い項目、同一内容を深掘りする項目(例えば、内容、背景・理由、困難、結果、学びなど)は、選考の第一段階で重視している可能性があります。

 

採用担当は膨大な数のESを確認していることから、ES通過のためには他の学生と差別化も大事です。そのためには自分ならではの具体的なエピソードを交えることが重要であり、例えばチーム活動だと自分がどのような役割を果たし、どのように考え、行動したかを具体的に書くなどの工夫を推奨します。数値を用いて具体的に説明することも効果的です。

 

記載できることが無い場合の対処法

ESの項目によっては、記載できる内容がない場合があります。特に理系学部生では、研究テーマや研究活動で直面する機会が多いです。就活の早期化に伴い、研究室配属前にES提出が始まることは珍しくありません。しかし、その際に何も記載しないのは避けるべきです。代わりに、大学卒業を見据えてこれから取り組む事や想いを記載することができます。

 

例えば、研究テーマが未定の場合、その旨を素直に記載し、「~~~のテーマに取り組む予定です。このテーマに関心を持った背景として~~~があります。研究活動を通じて~~~に取り組み、大学卒業までには~~~を実現したいと考えています」といった形で記述します。具体的な目標や計画を書くことで、自分の意欲や方向性をアピールすることができます。

 

まとめ

理系学部生向けのES作成では、企業が求める人物像に応じた具体的なエピソードを交えることが重要です。自分ならではの経験や考え方を詳細に記載し、他の学生との差別化を図りましょう。

また、研究テーマや活動が未定の場合は、未来の計画や意欲を示す記述を推奨します。記載できる内容がない場合でも、前向きな姿勢を伝えることで、企業に対する意欲をアピールできます。具体例や数値を交えることで、より具体的で説得力のある内容を心がけましょう。

 

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