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2025年8月7日(更新:2025年8月7日)
「この日、午前と午後で気になるインターンシップがある…どうしよう」
このように悩んだことはありませんか?結論から言うと、同じ日に複数社のインターン参加や、講義と両立することは工夫次第です。特にオンライン開催が増えている現在では、複数参加も現実的な選択肢になっています。とはいえ、やみくもに予定を詰め込むと、かえって負担になってしまうことも。では、どういった点に気をつければいいのでしょうか?
同じ日に複数参加は可能?
サマーインターンや秋冬インターンにおいて、同日に複数のインターンに参加することは禁止されている訳ではありません。参加形式やスケジュールを工夫すれば、現実的に両立できるケースは多いです。
・オンライン開催なら参加しやすい
ZoomやTeamsなどを使ったインターンであれば、移動の必要がないため、午前と午後で別の企業に参加することも容易です。時間次第では、講義の合間に参加できることも。
ただし、前のインターンが予定通りに終わるとは限らないため、最低でも15〜30分程度の余裕を見ておくのが安心です。急ぎすぎると気持ちの切り替えが難しくなるだけでなく、ログインの遅れなどにも繋がる懸念があります。
・対面でも時間と場所がカギ
例えば「午前:大学近くの企業でオフィス見学」「午後:駅近で座談会」など、時間と距離を考慮すれば可能なケースも。
一方で、移動時間が読みにくいケースでは無理をしない判断も必要です。
・1日で複数の予定をこなした事例
内定者の中には、下記のようなスケジュールで取り組んだ事例も伺っています。無理をしすぎるのは禁物ですので、参考程度に留めておいてください。
事例①…午前:オンラインでインターン → 午後:講義 → 大学近くの企業でインターン → 大学に戻って研究室へ
事例②…午前:講義 → 午後:オンラインでインターン → 研究室で実験 → アルバイト → 帰宅後は就活サイトチェック
事例②は動画でも取り上げているので、視覚的に閲覧したい方はチェックしてみてください!
複数参加の判断基準と注意点
「出られるから全部出よう」では失敗する可能性も。以下のような視点で、慎重に判断しましょう。
・時間の被りはないか?
前章でも触れた通り、数分でも被ってしまうとどちらかに迷惑がかかる可能性があります。特に遅刻は悪い印象として残ってしまい、その後の選考へ影響がないとも言い切れません。
・集中力はもつか?
1日に複数参加する場合、それぞれの内容にしっかり向き合えるかが大事。どちらも「ながら参加」になってしまうと、得られるものは少なくなります。
・企業への印象は?
カメラ・マイクのオンオフ、途中入退室など、態度によっては「本気度が低い」と受け取られるリスクも。最低限の礼儀は守りましょう。
参加するからには意識したいこと
複数インターンに参加できるとはいえ、「ただ出るだけ」では意味がありません。1日を有意義にするために、次のポイントを意識しましょう。
・目的を明確にして臨む
「なんとなく参加」では時間をムダにしてしまうことも。企業研究を深めたいのか、社員の雰囲気を知りたいのかなど、自分なりの目的を決めて参加しましょう。
・志望動機の使い回しに注意
複数企業に参加する際、つい同じ志望動機を送ってしまいがちですが要注意。それぞれの企業理念や事業内容に即した理由を考えることが、志望度の高さとして伝わります。
・メッセージなどは早めに返信を
参加にあたって連絡事項が届くこともあります。複数社とやり取りしている場合でも、返信が遅れるのは避けたいこと。確認と対応はスピーディに行いましょう。
まとめ
同日に複数のインターンへ参加すること自体は可能ですし、スケジュール設定次第では短期間で業界理解を深めるチャンスにもなります。しかし、大切なのは「出ること」より「どう参加するか」
1回1回のインターン参加経験を有意義にするためにも、無理のないスケジューリングと明確な目的意識を持って参加するようにしましょう!