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2026年2月9日(更新:2026年2月10日)
「理系でも学歴フィルターはあるのか?」という疑問は、就職活動を進める中で一度は気になるテーマではないでしょうか。周囲の話やインターネット上の情報を見て、不安を感じる学生も少なくありません。
実際のところ、このテーマは「ある・ない」と単純に言い切れるものではありません。企業によっては大学名だけでなく文系・理系の区分、学部か大学院か、専攻分野なども含めて総合的に見ているケースがあります。
本記事では、理系就活における学歴フィルターの実態を整理しながら、過度に不安にならずに向き合うための視点を解説します。
理系就活に学歴フィルターはあるのか
理系就活における学歴フィルターについてはさまざまな意見があります。当社も日々、メーカーやIT企業の人事と新卒採用について意見交換を行っていますが、その中で感じるのは「一部の企業では存在するものの、学歴だけで単純に判断しているとは限らない」という実態です。
採用では、限られた期間の中で多くの応募者を選考する必要があります。そのため、一定の基準を設けている企業が存在すること自体は珍しいことではありません。ただし、理系は売り手市場の状態でもあり、中小・準大手だけでなく大手企業でも採用に苦戦する傾向にあります。
フィルターがある場合でも、その基準が大学名だけに紐づいているとは限りません。学部・専攻、研究内容、適性検査の結果など、複数の要素を踏まえて判断しているケースも見られます。
一方で、これらの情報を企業ごとに把握することはほぼ不可能です。「すべての企業が同じ基準で学生を見ているわけではない」という前提を持ち、関心のある企業には臆せず応募することをおすすめします。学歴だけで決まると捉えてしまうと、本来挑戦できたはずの企業まで選択肢から外してしまうことにもつながります。
大学名だけではない?学部・院卒も含めた評価の実態
理系学生は、文系学生と比較して学歴の影響を受けにくいと言われることがあります。その背景には、「専門性」が評価対象になりやすいという特徴があります。
加えて、企業によっては大学名だけでなく、「学部・学科」「研究内容」「自学習等も含めた専門スキル」等まで含めて見ている場合もあります。
例えば、大手メーカーの研究職では、「大学は問わないが、○○専攻の院生を歓迎」、一方で設計や生産技術などの技術職では、「大学・学部は不問だが、○○学科を歓迎」といったケースも。そして大手ITの中には「学歴不問だが、プログラミングやチーム経験を重視」といったケースもあります。
勿論、これらは企業によってさまざま。「院に進まないと不利」「学部卒では難しい」といった意見を耳にすることもありますが、単純に一括りできることではない事にも留意しましょう。
ただし、営業やマーケティングなど、理系の専門性との結びつきが比較的弱い職種を志望する場合は、文系学生と近い土俵で評価されやすいです。そのため、企業によっては学歴を含めた基準の影響を受けやすくなる可能性もあります。
もちろんすべての企業に当てはまる話ではありませんが、「理系=一律に学歴で判断されるわけではない」という視点を持っておくと、必要以上に不安を感じずに就活へ向き合いやすくなります。
※参考:理系学部卒で複数の大企業から内定を獲得した先輩の就活体験談
応募が集中する企業で起きやすい現象
知名度の高い大企業や人気企業では、毎年非常に多くの応募が集まります。物理的にすべての応募書類を同じ密度で確認することが難しい場合、何らかの基準を用いて選考を進めていることがあります。
書類段階で一定の傾向が見られることはありますが、それが即座に「学歴だけで判断している」と結びつくとは限りません。例えば、大学での学びと応募職種の関連性、研究経験、インターン参加歴など、複数の要素が組み合わさって評価されているケースも考えられます。
また、採用人数が限られている場合は、相対的な評価になりやすい点も理解しておきたいところです。自分では十分に準備したつもりでも、他の候補者との比較の中で結果が分かれることは起こり得ます。
学歴ではなくSPIなどで見ているケース
企業によっては、大学名そのものよりもSPIなどの適性検査を重視している場合もあります。一定のスコアを基準として設定し、それを満たしていれば次の選考に進める仕組みです。
この場合、通過する学生にある程度の傾向が生まれることはありますが、それは結果として偏りが見えているだけであり、必ずしも大学で線引きをしているとは限りません。
裏を返せば、適性検査の対策を行い、求められる水準に到達することで選考機会を得られる可能性があるということです。コントロールしにくい要素に意識を向けすぎるよりも、準備によって改善できる部分へ目を向けることが就活を成功させるための近道です。
まとめ
理系就活生の場合、特に専門分野と直結する領域では、大学名よりも知識や経験が重視される場面が多く見られます。学部・学科での実験・実習や研究内容まで含めて評価されるのは理系ならではの強みです。一方で、専門性と結びつきが弱い職種では、文系に近い評価基準となる可能性もあります。
応募が集中する企業では選考基準が設けられることもあり、SPIなど別の指標が判断材料になっているケースもあります。だからこそ、不確実な情報に振り回されるのではなく、自分が準備できる部分に目を向けることが重要です。
学歴フィルターは仮に存在した場合でも、応募段階で把握することはできません。そのため、関心のある企業には臆することなく、積極的にエントリーすることが大切です。書類選考を通過し、面接まで進んでしまえば自分次第。必要以上に構えすぎず、視野を広げながら情報を集め、自分なりに納得できる選択を重ねていきましょう。
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