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2026年2月4日(更新:2026年2月4日)
理系学生にとって、OB・OG訪問は企業理解を深めるだけでなく、実際の技術現場や働き方を知ることができる貴重な機会です。説明会では見えにくいリアルな業務内容やキャリアの歩み方を知ることで、自分の進路をより具体的にイメージしやすくなります。
本記事では、理系学生向けにOB・OG訪問のメリットから探し方、質問例、注意点までを整理しました。これから訪問を検討している方はもちろん、「何を聞けばよいか分からない」という方も参考にしてみてください。
目次
理系学生にとってのOB・OG訪問とは
OB・OG訪問とは、実際に企業で働く先輩社員から直接話を聞く機会のことです。理系学生の場合、研究開発職や技術職に限らず、設計・生産技術・品質保証・SE・データ分析など、多様な役割に進む可能性があります。仕事内容を詳細に理解することで、自分の専攻や関心がどのように繋がるのかをイメージしやすくなります。
採用担当者が説明する内容と、現場で働く社員が日々感じていることには、立場の違いから視点の差が生まれることもあります。OB・OG訪問では、業務の進め方、チームでの役割、入社後に求められる姿勢、想定していなかった苦労など、現場だからこそ語れるリアルな情報に触れられる点が特徴です。
必ず実施しなければならないものではありませんが、企業理解を一歩深める手段として活用しやすい方法の一つです。説明会やインターンと組み合わせながら情報を補完することで、自分に合った環境かどうかをより落ち着いて判断しやすくなるでしょう。
OB・OG訪問のメリット
理系学生がOB・OG訪問を行うことで、次のような情報を得られる可能性があります。
・具体的な業務内容を把握できる:研究開発の進め方やチーム体制、1日の流れなど、実務のイメージを持ちやすくなる。
・専攻の活かし方が分かる:大学で学んだ知識がどのように仕事に結びついているのかを理解できる。
・職場の雰囲気を知ることができる:理系出身者の視点から、働き方やコミュニケーションの取り方を聞ける。
・キャリアの実例を知ることができる:学部卒と院卒の違いや、入社後の成長イメージを描きやすくなる。
これらの情報は、志望動機や企業研究を深める材料にもなります。
理系におすすめのOB・OGの探し方
OB・OG訪問を行うには、まず接点を見つけることが必要です。理系学生の場合、比較的活用しやすいルートがあります。
・研究室や指導教員のネットワークを活用する。企業とのつながりがあるケースも多い。
・大学のキャリアセンターで卒業生を紹介してもらう。
・企業の採用サイトにあるOB・OG訪問制度を確認する。
・部活やサークルの先輩に連絡してみる。
LinkedInやOB訪問アプリから先輩社員を探す方法もありますが、大学や研究室を経由したほうが安心感がある場合もあります。状況に応じて使い分けると良いでしょう。
訪問前に目的を整理する
OB・OG訪問を有意義な時間にするためには、「何を知りたいのか」を事前に整理しておくことが重要です。
・企業理解を深めたいのか
・仕事内容を具体的に知りたいのか
・キャリアの歩み方を参考にしたいのか
目的が曖昧なままだと、一般的な話だけで終わってしまうこともあります。
また、相手の役職や職種によって答えられる範囲は異なります。例えば、技術の詳細には詳しくても、人事制度までは把握していない場合もあります。相手の立場を想像しながら質問を考えることで、より実りのある対話につながります。
理系学生が聞いておきたい質問
限られた時間を有効に使うため、あらかじめ質問を準備しておくことがおすすめです。
【質問の一例】
・入社から現在まで、どのような仕事を経験してきたのか。
・大学で学んだ内容は、どの程度業務に活かされているのか。
・所属チームの体制や役割分担はどうなっているのか。
・使用している技術やツールにはどのようなものがあるのか。
・入社前後で感じたギャップはあるか。
・周囲の社員はどのような想いで働いていることが多いか。
・技術者として成長するために重要だと感じることは何か。
・もし大学生に戻れるなら、何をしておきたいと思うか。
これらはあくまで一例となります。予め把握している情報を踏まえた上で、自分が特に気になるテーマを中心に質問しましょう。
OB・OG訪問の注意点
■事前リサーチを行い、有意義な時間にする意識も大切です。
OB・OGの方は業務の合間を縫って時間を確保してくれているケースが多く、訪問前に企業や事業内容を調べておくことで、より深い対話につながります。基本的な情報は事前に把握したうえで、「現場だからこそ聞けること」に時間を使えるよう準備しておきましょう。
企業によっては、OB・OGが訪問後の印象を人事へ共有することもあります。必ずしも選考に直結するとは限りませんが、現場で信頼されている社員から前向きなフィードバックがあれば、評価の参考情報として扱われる可能性もあります。
一方で、準備不足や受け身な姿勢が目立つと、その印象が共有される可能性も否定できません。過度に構える必要はありませんが、「見られている可能性もある場」と認識し、誠実な姿勢で臨むことが望ましいでしょう。
■基本的なマナーも意識しておきましょう。
・訪問の目的を事前に整理しておく。
・約束の時間を守る。オンラインの場合も事前に接続確認を行う。
・訪問後は速やかにお礼を伝える。
・聞いた内容は個人の体験として扱い、外部へ不用意に共有しない。
万が一、不快に感じる言動があった場合は無理をせず、大学のキャリアセンターなど信頼できる窓口へ相談することも大切です。自分が安心できる環境でOB・OG訪問を進めましょう。
OB・OG訪問にこだわりすぎない視点
OB・OGが見つからない企業であっても、魅力的な職場である可能性は十分にあります。
訪問できるかどうかだけで企業を判断する必要はありません。インターンシップや会社説明会、社員座談会などを通じて情報を得る方法もあります。複数の手段を組み合わせながら、企業理解を深めていくことが重要です。
また、逆求人型の就活サイトを活用すれば、自分では見つけにくい企業と出会えることもあります。OB・OG訪問に限らず、幅広い選択肢を持っておきましょう。
まとめ
OB・OG訪問は、理系学生が技術の現場や働き方を具体的に知ることができる貴重な機会です。研究室や大学のネットワークなど、理系ならではのルートを活用することで、有益な情報に触れられる可能性が高まります。
訪問前には目的を整理し、聞きたいことを準備しておくことで、より実りのある時間になります。一方で、OB・OG訪問だけに頼る必要はありません。インターンや説明会なども活用しながら、多角的に情報収集を進めていきましょう。
自分に合った働き方やキャリアを考えるための一つの手段として、OB・OG訪問を上手に取り入れてみてください。
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