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- 公開日:2024年5月18日
- 最終更新日 : 2024年5月19日
目次
- 履歴書の基本構成とポイント
- 理系学部生が押さえるべきアピールポイント
- 応用ノウハウ:各企業に応じたPR内容の選定
- まとめ
履歴書の基本構成とポイント
履歴書は、自己PRの第一歩です。自分の強みや経験をわかりやすく伝えることが重要です。履歴書の基本構成としては以下の要素があります。
1. 個人情報:
氏名、連絡先、写真を記入します。写真は清潔感のあるものを選びましょう。特に写真は第一印象としても伝わりますので、清潔感・表情・画質等にはこだわった写真を推奨します。
2. 学歴:
一般的には中学校(卒業)から記載し、高等学校から現在までの学歴を記入します。大学名、学部、専攻、卒業見込み年月を明記しましょう。なお、卒業見込みの年月で誤りがあると選考に大きく影響することもあり、年月の誤りがないよう注意してください。
3. 資格:
資格については新しい順に、正式名称で記入しましょう。略称だと書類を確認する担当者によっては伝わらない懸念もあります。
4. 自己PR・志望動機:
履歴書は1~3を誤りなく書くことはもちろん、特にこの「自己PR・志望動機」は採用担当者が書類選考で特にチェックしている重要項目です。そして自身の強み、そして応募企業に対する自分ならではの想いを伝えるチャンスでもあります。
「自分の強みは何か。その強みはどのような時に生かすことができたのか。そしてその強みは応募企業ではどのように発揮できるのか」等、読み手にわかりやすい流れで書くことも1つの方法です。
技術スキルのアピールポイント
理系学部生は、技術スキルやプロジェクト経験をアピール内容として選定することがあります。その際には、下記のようなポイントを押さえましょう。
1. 専門知識の深さ:
大学で学んだ専門知識を具体的に記述します。例えば、機械工学の学生であれば、四力学やCADのスキル、扱った事のある設備、具体的なプロジェクトなど。情報系の学生であれば、プログラミング言語や使用したツール(Python、Java、MATLABなど)を記述しましょう。
応募企業が機械工学のスキルを歓迎している場合、機械工学を学んでいた学生はこの点を重点的に記載するなど、各企業に応じたPRも効果的です。
2. プロジェクト経験:
学業、実験実習、研究活動、インターンシップ等で取り組んだプロジェクトを具体的に記述します。特に自身はどのような役割を果たし、どのような成果を上げたのかを明確にします。
3. 問題解決能力:
プロジェクトで直面した課題をどのように解決したかを具体的に述べます。問題解決プロセスや工夫した点を強調しましょう。
4. コミュニケーション能力:
技術職でもチームでの作業が多いため、コミュニケーション能力も重要です。自身が周囲と協働する中で意識して取り組んだ事などを記述します。
応用ノウハウ:各企業に応じたPR内容の選定
企業ごとに求める人物像や重視するスキルが異なるため、複数のPRポイントを持っている場合は、各企業に合わせて選定することが効果的です。
例①:プログラミングに没頭できる学生を歓迎する企業には、プログラミングに関する学業・自学習・課外活動等を主軸とした内容を選定。
例②:技術スキルよりも周囲とのチームワークやコミュニケーションを重視する企業には、プロジェクトにおける周囲との連携や自身が貢献してチームに良い影響を与えた事を選定。
しかしここで注意したいのは、自身が真剣に取り組み、自信を持って話せるエピソードなのかという点です。企業に合わせすぎるがゆえに自信のないエピソードを選定すると面接の受け答えで苦労します。対応できるエピソードがない時には自分が自信を持って話せることを素直に書くこともおすすめします。
まとめ
履歴書は、企業に自分をアピールする最初のステップです。写真の第一印象、誤字脱字には注意しつつ、自己PR・志望動機では自分ならではの個性・強み・想い等をわかりやすく伝えることが大切です。今回紹介したポイントを参考に、効果的な履歴書を作成して就活を成功させましょう。
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