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2025年11月18日(更新:2025年11月18日)
「28卒の理系学生だけど、インターンシップって参加できるの?」
そんな疑問を持つ理系学部生や修士・大学院生は少なくありません。結論から言うと、28卒(大学2年・修士1年相当)でも参加できるインターンは十分にあります。最近は「学年不問」のインターンも増えており、特に理系は技術系の募集において歓迎されることも多いです。
28卒はインターンに参加できる?
結論として、参加できます。ここ数年の売り手市場により、企業側でも「早期から学生と接点を持ちたい」という意識が高まっています。その結果、「27卒向けインターンだが、28卒や29卒も参加OK」といったケースが増えてきています。
理系就活サイト「リケイマッチ」でも、27卒向けインターンの募集条件に「28卒」「29卒」まで参加可能と記載されている場合があります。企業としても、まずは自社や業界・仕事内容に興味を持ってもらい、就活が本格化した際に再訪してもらいたいという意図があります。
短期インターンは事前確認から
夏や冬に実施される短期インターン(1day~)は、企業によって対象学年が明確に設定されていることがあります。技術職・総合職に関わらず、多くの短期プログラムは「27卒がメインターゲット」です。ただし、これはあくまで“傾向”であり、最終的な運用は企業ごとに異なります。
実際には、27卒向けのインターンにエントリーした際、「今回は選考対象ではないが、当日の見学は歓迎する」という案内を受けるケースもあります。
✅短期インターンで意識したいチェックポイント
・対象学年を確認し、「28卒」や「学年不問」の記載があれば参加可能
・記載がない場合は、まずエントリーしてみるか、問い合わせで確認する
・問い合わせる際は、「興味があるため、見学だけでも参加したい」と丁寧に伝える
オンライン参加が可能で予約上限がないタイプのインターンは、比較的参加しやすい傾向があります。一方、人数枠が決まっているプログラムでは27卒が優先される場合もあります。しかし、意欲的な学生を歓迎する企業もあるため、まずは行動してみることが重要です。
長期インターンはむしろ“28卒歓迎”が多い理由
長期インターン(3か月〜1年以上)は、短期とは状況が大きく異なります。長期は「実務」を行う前提で募集されることが多く、給与(時給)が発生するケースも多数あります。
そのため企業から見ると、
・就活や研究に時間を取られない
・1年以上コミットしてくれる可能性が高い
・技術的な成長が見込める
といった理由から、むしろ28卒・29卒を歓迎することが多々あります。
特に理系の場合、
・研究室配属前の時間がある時期
・プログラミングや回路・実験補助などの実務経験を積みやすい
といったメリットもあり、28卒がスタートダッシュしやすい環境が整っています。
インターン参加で得られるメリット
28卒の段階でインターンを経験しておくことは、翌年の就活でアドバンテージになります。
・企業理解が深まり、志望業界やキャリアの軸を明確にしやすい
・エンジニア職の場合、長期インターンで得た実務経験が選考で強い武器になる
・社会人と接する機会が増え、本番の面接で必要な“場慣れ”が早く身につく
・社員やインターン生とのネットワークが広がる
・長期インターンなら、自然とガクチカ(学生時代に力を入れたこと)が作れる
「どんな技術領域に進みたいかまだ決めきれていない」という28卒にも、実際の現場に触れることで“方向性が見えてくる”という効果があります。
※マメ知識:メリットだけではない!予め避けておきたいリスクについて
ただし、28卒の場合でも、インターン参加が必ずしもメリットだけとは限りません。1dayインターンに大量参加することに時間を使いすぎると、学業や課外活動がおろそかになり、就活本番で話せるガクチカが弱くなるケースもあります。
企業が評価するのは、就活に慣れている学生よりも、学生生活の中で「どんなことに向き合い、どのように取り組んできたか」という点です。そのため、インターンだけに偏らず、学業・研究・課外活動とのバランスを取りながら参加することが大切です。
まとめ
28卒でもインターンに参加できるチャンスは十分にあります。インターンを経験することで、来年の就活に向けて「業界理解」「技術経験」「自分の軸づくり」を早い段階から進めることができます。
ただし、取り組みに熱中しすぎて学業や課外活動が疎かになると逆効果になることもあります。大学生としての活動を大切にしつつ、早くから動きたい理系学生の方々は、まずは企業情報をチェックしてみましょう。
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