理系学部生は何社エントリーした方が良い?先輩社員の事例を交えながら解説

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  • 公開日:2024年3月14日
  • 最終更新日 : 2024年6月20日

就職活動は、高校受験・大学受験のように学生生活において大きな節目の1つとなります。理系学部生にとっては、どれくらいの企業社数にエントリーするべきかは悩みどころです。ここでは、理系学部生が就職活動で何社の企業にエントリーすべきか、そしてその理由や先輩社員の事例を踏まえて解説します。

目次

  • 理系学部生の就職活動の特徴
  • エントリー数の目安
  • 先輩社員の事例
  • まとめ

理系学部生の就職活動の特徴

理系学部生の就職活動は、文系学生や理系大学院生と比べて独特の特徴があります。まず、理系学部生は研究室に所属し始める時期と就活が重なる事が多く、文系学生と比較すると就活に割ける時間が限られる場合も少なくありません。一方で、既に研究活動に没頭している理系大学院生と比較すると、研究テーマが決まっていない中で選考に進む事も珍しくありません。

 

※参考記事:理系学部生向けガイド(事例付き):研究テーマが決まっていないのにガクチカで求められた時の対策

 

エントリー数の目安

理系学部生向けの就職活動サイト「リケイマッチ」による内定者への調査結果によると、平均してエントリーされた企業数は約11社でした。しかし、この数字をさらに詳しく分析すると、3~5社のみにエントリーした学生から、11社以上にエントリーした学生まで、幅広い傾向が見られます。専門性を重視する企業への応募では、より厳選して事前準備に専念するため5社以下に絞る学生もいる一方で、多様な業界に興味がある場合は11社以上にエントリーして、自分に適した仕事を探求する学生もいます。

 

先輩社員の事例

ここでは、リケイマッチ登録学生の実際の生の声をお届けします。

 

Aさん
大学名:東京電機大学
専攻分野:機械系
エントリー社数:14社
内定:3社
就活の振り返り:研究と並行して就職活動を行い、最終的に14社にエントリーしました。研究室は就活のスケジュールを柔軟に配慮いただいたことから、自動車や産業機械など複数の業界を視野に入れて広く情報収集を行い、自分の専門性を活かせる企業を探しました。結果的に、第一志望の自動車業界における設計開発の募集で内定を得ることができました。

 

Bさん
大学名:千葉工業大学
専攻分野:情報系
エントリー社数:5社
内定:3社
就活の振り返り:インターンシップで業界研究に力を入れて、本選考は絞りこんだ企業にエントリーをしたところ、5社中3社の内定になりました。学生生活を通してプログラミングを講義だけでなく自学習でも積極的に取り組んだ事が面接でも評価されたことや、企業選びの段階でミスマッチがないよう1社1社丁寧に調べたうえでエントリーしたことが良い結果に繋がったと考えています。

 

Cさん
大学名:法政大学
専攻分野:電気電子系
エントリー社数:7社
内定:2社
就活の振り返り:電気について学んだ知識を活かせる企業だけを探しました。最初は業界で絞り込もうと色々な業界を見て回りましたが、最終的には業界よりも社会課題への取り組みや仕事そのものを見ながらエントリーしました。

 

まとめ

理系学部生が就職活動でエントリーすべき企業数は、個々の専門性、興味、時間管理能力など様々な要因によって異なります。先輩社員の事例からもわかるように、自分にとって最適なバランスを見つけることが重要です。質の高い就職活動を心がけ、自分の未来に合った最良の選択を目指しましょう。

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