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- 公開日:2023年9月26日
- 最終更新日 : 2023年10月26日
目次
- 多様な業界・職種の選択肢
- 専攻分野が就活で評価される
- 大学推薦が使える
- まとめ
1、多様な業界・職種の選択肢
理系学部生が就活で得る大きなメリットの1つに、キャリア選択における選択肢の広さがあります。例えば営業・企画・人事・コンサルタントなどは文理を問わない職種ですが、メーカー(製造業)における技術職や研究職は理系であることを必須としていることが多いです。つまり理系は文系と同じ選択肢があるだけでなく、理系だからこその選択肢があることが特徴です。
2、専攻分野が就活で評価される
特に技術職や研究職では特定の専攻分野に関する学習経験を歓迎していることが多いです。例えば機械設計の仕事であれば、入社後にCAD・機械加工・四力学(熱力学/流体力学/材料力学/機械力学)などの素養が必要となりますが、研修をしたとしてもすぐに身につくものではありません。
しかし機械工学を専攻している理系学生であれば講義・実験実習・研究活動を通して既に取り組んでいる内容であり、日々の学びがESや面接でも評価されることに繋がるのです。仕事へ直結し、尚且つ短時間で学べることでもないからこそ、既にその分野を学んでいる理系学生は重宝されます。
3、大学推薦が使える
大学推薦の仕組みは、理系学部生にとって大きなメリットとなる場合があります。この制度は、企業が大学・研究室と連携して特定分野を学ぶ理系学生を採用するためのものであり、学生にとっても企業と直接コミュニケーションを取るチャンスです。この推薦は理系ならではの文化でもあるので、文系学生が羨むこともあるほどの仕組みです。
ただし、理系学部生の場合は理系大学院生と比較すると大学推薦を利用できるかどうかハードルは上がります。理系学部生と理系大学院生の比較も交えた記事は下記で取り上げており、記事内の3.①で理系学部ならではの大学推薦の難しさを説明しています。
理系学部生として就活するメリット・デメリットとは?調査結果を踏まえて考察!
4、まとめ
理系学部生には、文系学生と比較すると独自のメリットがあります。選択肢が多く、その中でも技術職や研究職を選ぶ場合には理系として学習していることが特に評価されやすいです。また企業への応募は大学推薦という手段もあります。
一方でキャリアにおける選択肢が広いからこそ、自分自身がどの道に進むのか悩むこともあるかもしれません。このサイトでは業界知識や理系就活ノウハウなど発信していますので、特に関心のあるテーマがあればぜひチェックしてみてください!