- ポートフォリオ
- リケリンク
- 理系
- 公開日:2023年10月19日
- 最終更新日 : 2024年5月18日
※2024年5月18日追記:リケリンクは仕様再調整に取り組んでおり、現在利用を停止しています。アップデート後、別途広報させていただきますので予めご了承ください。
目次
- 就活におけるポートフォリオとは?
- ポートフォリオの構成要素
- 理系ポートフォリオサービス「リケリンク」
- まとめ
1. 就活におけるポートフォリオとは?
ポートフォリオという言葉は、元々は文書や資料を保管・持ち運びするためのケースを指す言葉として使用されていました。しかし現代では、多様な業界や文脈で特定の意味を持って使用されています。例えば、芸術や写真の分野では、作品やキャリアのハイライトを展示するためのコレクションとして重宝されています。他にも教育の現場では、生徒の学習の軌跡や成果を示すツールとして言及されます。
そして就職活動において、ポートフォリオは「自分のスキル・経験・成果・制作物などをまとめて、就活において自分自身をアピールするための資料」として捉えられています。エンジニアリングやデザインのように成果物やスキルが可視化される職種では、選考過程でのポートフォリオ提出を求められることがあります。
この記事は理系学部生向けであることから、今回は「エンジニアリング」に絞って解説していきます。
2. ポートフォリオの構成要素
理系学生がエンジニアリングの分野でポートフォリオを作成する際、以下の5つのポイントを含めることで、自分のスキルや経験をより具体的にアピールすることができます。
・自己紹介
自分の名前、大学・学部・専攻、研究テーマを始め、どのような技術に情熱を持ち、どのようなキャリアを志望しているのかを簡潔に述べます。一方で、自己紹介は個性が非常に表れる項目でもありますので、あくまで参考程度に留めてください。自分が更に良いと思ったことがあれば自由に記載してみましょう!
機械系であれば、CADツールの名称、使える実験装置・機器、シミュレーションソフトなど。IT系の場合、得意とするプログラミング言語、フレームワーク、使用経験のあるデータベースなどを具体的にリストアップします。多数ある場合、得意なことは色分けやレベル分けなどの工夫をして強調するのもおすすめです。
・推薦状や賞の証明
研究室での成果を評価されたコンテストの受賞歴、インターン先からの評価、所属研究室の指導教員からの紹介文があれば添付。これにより外部からの評価を具体的に示すことで、より強い説得力をもって自身の魅力を伝えられます。
・制作物の展示
過去に手掛けた制作物やプロジェクトの成果物を具体的に示す。例として、機械系ではCADの図面や製作したプロトタイプの写真、IT系では開発したWebサイトのスクリーンショットやリンク、さらには研究発表やプロジェクトの際に使用したプレゼン資料など。これにより技術的なスキルや考えを具体的に伝えることができます。
ここまで5つのポイントを紹介しましたが、ポートフォリオは個々によってデザインや構成など自由度が高いゆえに様々なものがあります。この5つはあくまで一例として、他にも魅力を伝えられる項目があればどんどんアレンジしてみてください!
3. 理系ポートフォリオサービス「リケリンク」
「ポートフォリオを作成するとはいっても、どんなふうに作ればいいの?ゼロから作るとしたら構成から考えないといけない・・・」
そんな方々に紹介したいのが、理系学生専用のポートフォリオサービス「リケリンク」です。このサービスは、理系就活サイト「リケイマッチ」の登録学生であれば誰でも利用できます。学習・研究、ガクチカ、制作物を一元管理できるだけでなく、ユニークな「他己紹介」の機能を持っています。友人・部活サークルの同期・バイト先の同僚・研究室の大学教員など身近な人から紹介コメントを集めることで、自らの魅力を多角的な視点から伝えることができるようになります。
画像はサンプルですが、このような形で理系ならではのポートフォリオを作成ができます。
■基本情報
■紹介コメント
4. まとめ
理系学生がポートフォリオを作成する際は、技術スキルを「実験実習の内容や成果」「利用可能なツール」「制作物」などを通して具体的に伝えることが重要です。ポートフォリオを通じて、履歴書やエントリーシートだけでは伝わり切らない自分ならではの魅力を表現し、就職活動を有意義なものにしていきましょう!