- SPI
- 理系就活
- 公開日:2024年4月29日
目次
- SPIとは何か
- 理系学生がSPI対策をする理由
- 企業がSPIをどのように評価しているか
- 効果的なSPI対策方法
- まとめ
SPIとは何か
SPI(Synthetic Personality Inventory)は、主に一般常識問題と言語・非言語の能力試験を含む、多くの企業が採用している適性検査です。技術職・研究開発職等の理系募集でも活用する企業が多く、理系学生にとっても無縁ではありません。
理系学生がSPI対策をする理由
理系学生でもSPI対策が必要な理由は、選考過程でのスクリーニングを乗り越えるためです。企業によっては能力試験において一定の合格ラインを設けており、その合格ラインを突破できない場合、例外なく不採用になることもあります。
企業がSPIをどのように評価しているか
企業は面接対象者を選定するため、SPI試験においてボーダーラインを設定することがあります。特に大手企業や人気企業では、応募者数が多く、全員に面接の時間を割くことができないことから、SPIによる選考を行う場合があります。
ボーダーラインは企業によって異なりますが、正答率60%以上が一般的です。ただし、応募者が多い企業ではそれ以上を求められる可能性もあり、先輩社員の体験談などを個別に調べると良いでしょう。
また、すべての企業がSPIのボーダーラインを設定しているわけではありません。理系限定の技術職では、専門知識や実務能力を重視するため、SPIは参考程度にとどまることもあります。
効果的なSPI対策方法
SPI対策には、過去問題の練習や模擬試験の受験が有効です。SPIはどの学科でも受験できるため、高度な専門知識がなくても解ける問題が出題されます。
また、似たタイプの問題が多く出ることや時間配分の重要性から、練習を繰り返し、解けなかった問題は再び解けるようになるまで解説を読み込むことが効果的です。
まとめ
理系学生は、SPIで不合格を避けるためにも一定の試験対策を行いましょう。SPIだけで最終的な合否が左右されることはありませんので、100%を無理に追求する必要はありません。自分の志望企業に応じて目標合格率を決め、後は面接等の準備をするなど、時間配分の工夫も大事です。