- 自動車業界
- 就活体験談
- 学生インタビュー
2025年7月22日(更新:2025年7月22日)
大学進学前から自動車が好きで、学生時代には学生フォーミュラ活動にも励んでいたTさんはどのような就活を行ったのか、詳しくお届けしていきます。Tさんは理系就活サイト「リケイマッチ」で出会った企業に内定承諾もしており、就活体験談やリケイマッチに対する所感も伺いました。
目次
- 大学における学びや課外活動
- 就活の取り組み
- 理系学部生として就活に挑んだ所感
- この記事を読んでいる方々へ
- 総括
大学における学びや課外活動
ーー自己紹介からよろしくお願いします。
私は関西の大学4年生(26卒)で機械工学を専攻しています。子どもの頃から自動車や電車など乗り物を見ることが好きで、高校生の頃には車の雑誌を読んだり、モーターショーやレースも父親とよく見学していました。
将来は自動車に関わる仕事をしたいと考えていたことから、課外活動として学生フォーミュラにも参加しています。チームでは足回りパーツの設計や加工に携わり、部品ひとつを形にする面白さ、机上の理論が通じない難しさ、そしてさまざまな役割のメンバー同士で切磋琢磨することのやりがいを実感しました。
今年の4月には就活を終えて、今は自動車の空力に関する研究活動に励んでおり、実験や解析など日々取り組んでいます。
就活の取り組み
ーー就活で最初に取り組んだことを教えてください。
3年生の夏頃から本格的に就活を意識しました。最初はナビサイトやリケイマッチなど複数のサイトに登録して、とにかくインターンシップに参加することから始めました。自動車メーカー、自動車部品メーカーだけでなく、自動車部品を加工するための機械メーカーなど、「車」を中心に幅広く見ていました。
ーー就活サイトのプロフィール作りで、意識したことはありますか?
短い文章で終わらせず、できるだけ長い文章で丁寧に書くことを意識しました。大学で学んでいること、学生フォーミュラでの役割、自動車に対する意欲などをまとめたところ、リケイマッチなどのスカウトサイトでは自動車系の企業から声をかけてもらえることが増えました。
ーー面接ではどのような話をすることが多かったですか?
やはり自動車に関する質問が多かったですね。自動車に興味を持った背景や、学生フォーミュラの話はほとんどの企業で質問されました。実際に担当したパーツやトラブルの乗り越え方、チーム内での役割分担など、面接官の深く掘り下げる質問にも素直に答えることで会話が盛り上がりました。
ーー面接で苦労したエピソードなどありますか?
準備不足だったことが面接でも出てしまったことは苦労しました。「なぜ〇〇の部品メーカーの中で弊社が良いと思いましたか?」「弊社の企業理念でどのようなところに共感しましたか?」など、あまり調べられておらず上手く答えられなかったことがありました。
面接初期でこのような失敗があり、3~4社目以降では同じことを聞かれても堂々と答えられるよう準備をしたことで克服することができたと思います。
ーー最終的にどのような結果となりましたか?
自動車関連に絞って15社程度にエントリーし、そのうち4社から内定をいただきました。3社は自動車系のメーカーで、1社は自動車に関わる機械メーカーでした。
「自動車メーカーと直接やり取りができる」「1人1人の裁量が広い」「製品に興味を持てる」等を軸に、とある自動車部品を開発するメーカー(社員数:1000名以上)の設計開発職で内定承諾しました。また、内定承諾した企業はリケイマッチでスカウトを受け取ったことがきっかけでした。
理系学部生として就活に挑んだ所感
ーー理系学部生として就活に取り組んだ背景をお伺いしたいです。
学生フォーミュラの体験から、早く社会に出て仕事をしたいという想いが強く、学部卒として就職の道を選びました。大学院で自動車の研究をするという道も魅力的でしたが、それよりも実践で設計や開発に取り組んでみたい思いが強かったです。
ーー学部生として大変だったことはありましたか?
研究活動について質問されたとき、まだ始まったばかりで話せることがほとんどないときは焦りました。でも、正直にそのことを話すと、他のことへすぐ質問が切り替わって問題なく受け答えはできました。全体的に、自分自身の性格や課外活動での姿勢などを見られているのかと思うことが多かったですね。
あとは、就活と学業と学生フォーミュラ活動が全て重なる時期があり、そのときは時間管理にも苦労しました。でも、やりたいことばかりだったので、自由時間を削ってでも予定を詰め込んでいました。
この記事を読んでいる方々へ
ーーリケイマッチを使ってみてどうでしたか?
入社を決めた企業と出会えたことが何より嬉しかったです。本当に知らない企業だったので、リケイマッチを使っていなかったら出会えなかったと思います。選考を通して自動車だけでなく社会課題に対する取り組みやエンジニアとして成長できる環境など、魅力を知ることができました。
また機械工学を専攻していることや課外活動などをスカウトでも評価してくれる企業が多い印象でした。他の就活サイトだと誰にでも送っていそうなスカウトが届くことも沢山ありましたが、リケイマッチだとしっかり見てくれていると感じましたね。
ーー理系の就活生に向けてアドバイスをお願いします。
自分の「好き」を素直に、堂々と伝えることが大切だと思います。私の場合は「クルマが好き」「設計がしたい」という気持ちやぶつけたことで、面接でも自然体に話せましたし、共感してくれる企業に出会えました。
あとは思った以上に具体的に掘り下げる質問も多いので、自分自身が何をしてきたのか、特に面接で話すエピソードはしっかりと整理した上で面接へ挑んでください。
総括
Tさんには、理系学部生として自動車業界を志望し、就活に取り組んだ率直な経験を語っていただきました。
「リケイマッチ」は、理系学部卒としての就活を支援するオファー型就活サイトであり、自動車業界だけでなく医療機器や電子部品、そしてWeb系やSIerなど、エンジニアリング領域における様々な企業が利用しています。「26卒で就活継続中」「27卒でインターンシップ・早期選考に参加したい」等の方々はぜひチェックしてみてください!