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2026年4月19日(更新:2026年4月19日)
理系就活の面接でも、「なぜ同業他社ではなく当社を志望しているのですか?」という質問をされることがあります。
一見すると志望動機と同じように見えますが、この質問ではより一歩踏み込んだ「企業研究の深さ」や「意思決定の理由」が見られています。特にメーカーやIT企業など、同業他社との違いが分かりにくい業界では、この質問への回答によって評価が変わることもあります。
この記事では、理系就活生に向けて、「なぜ当社なのか」を問われたときの考え方や回答の作り方を、面接対策の観点から整理します。
企業がこの質問で気にしていること
「なぜ同業他社ではなく当社なのか?」という質問の背景には、企業側にもさまざまな意図があります。「業界研究や企業研究を真剣に行っているか」「当社のことをどれくらい知っているか」「内定を出した後に辞退されないか」等を見極めたいという点です。
新卒採用では、評価が高い学生ほど複数社から内定を獲得する可能性があります。その中で、
・他社との違いを理解していない
・志望動機が浅く見える
・どの企業にも当てはまる内容になっている
といった場合、「最終的に他社に流れてしまうのではないか」と判断されることがあります。実際に、評価自体は高くても、「志望度が低そう」という理由で見送りになるケースはゼロではありません。
そのためこの質問では、
・同業他社と比較しているか(企業研究ができているか)
・そのうえで自社を選んだ理由があるか
・意思決定に納得感があるか
といった点が総合的に見られています。単なる知識量ではなく、「どう考えてこの会社を選んだのか」というプロセスが評価される質問です。
評価される志望動機の考え方
この質問に対して、多くの就活生が「正解の答え」を探そうとしますが、実際には企業ごとに決まった模範解答があるわけではありません。
重要なのは、
・自分なりの企業選びの軸があるか
・その軸に基づいて志望理由が説明できるか
という点です。例えば、「技術に携わりたい」という理由だけでは、同業他社でも成立してしまいます。
一方で、「設計から評価まで一貫して関われる環境を重視しており、その観点で企業研究を行った結果、御社の開発体制が最も自分の志向と合致していると感じた」といったように、「軸 → 比較 → 選択」という流れで説明できると、志望動機に一貫性が生まれます。
理系就活では特に、技術職や研究職の選考において「似た企業が多い」という状況が起こりやすいため、この考え方は非常に重要です。
理系らしい答え方のポイント(技術職向け)
理系就活では、「技術・研究との接点」を含めることで、志望動機の説得力を高めることができます。
例えば、以下のような構成が考えられます。
「御社は〇〇の製品において、△△分野で高いシェアを持っている点に魅力を感じました。私自身、大学で〇〇について学ぶ中で、△△の技術がどのように社会で活用されているのかに関心を持つようになりました。」
このように、
・企業の技術的な強み(製品・シェア・領域)
・自分の専攻や研究テーマ
を結びつけることで、「なぜその会社なのか」に具体性が生まれます。また、研究テーマが直接一致していなくても問題はありません。
例えば、
・実験で仮説検証を繰り返した経験
・プログラミングで試行錯誤した経験
・設計や回路作成での課題解決
・課外活動で製品や技術に関わった経験
といったプロセスをもとに、「どのような仕事にやりがいを感じるか」を言語化することで、企業との接点を作ることができます。単なる企業研究の情報だけでなく、「自分がなぜそれに興味を持ったのか」まで踏み込むことが、理系らしい志望動機につながります。
回答の作り方(複数のアプローチ)
「なぜ当社なのか」の答え方には、いくつかの方法があります。
■自分の原体験と結びつける
実験・研究、アルバイト、課外活動などの経験から、「どのような環境で力を発揮しやすいか」「何にやりがいを感じるか」を整理し、それと企業の特徴を結びつけます。
■会社の強みと自分の強みを重ねる
企業の技術領域や事業内容と、自分の専攻・スキルとの接点を軸に志望動機を構築します。専門性が活かせる理系ならではの方法です。
■価値観の一致で語る
社員の雰囲気や意思決定のスピード、チームの進め方など、自分が重視する働き方と合っているかを基準にする考え方です。
■仕事の役割で考える
関われる工程(研究・設計・開発・評価)や裁量の大きさ、顧客との距離など、業務内容や裁量に着目する方法です。
これらのどれが正解というものはなく、「自分なりに判断した理由」が説明できることが重要です。
また、その判断材料として、
・企業研究(HP・採用ページ・IR情報)
・説明会やインターンシップ
・OB訪問や社員との接点
などを活用していると、志望動機の納得感が高まります。
ただし、選考のタイミングによっては、十分に情報収集ができていないケースもあります。その場合でも、「限られた情報の中でどう考えたか」を整理しておくことで、面接での受け答えに一貫性を持たせることができます。
まとめ
「なぜ同業他社ではなく当社なのか」という質問では、
・企業研究を踏まえた比較ができているか
・自分なりの軸で企業選びができているか
・志望動機に納得感があるか
といった点が見られています。完璧な企業比較や網羅的な知識が求められているわけではありません。それよりも、「自分で考えて選んでいる」と伝えられることが重要です。
理系就活では、技術や研究との接点を意識しながら、自分の経験と企業の特徴を結びつけていくことで、より説得力のある志望動機を作ることができます。面接対策として、「なぜこの会社なのか」を一度言語化しておくことで、他の質問への回答にも一貫性が生まれるため、予め整理しておくことをおすすめします。
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