【理系就活】面接の逆質問では何を聞くべき?インターン・一次・二次・最終面接別に解説

  • 逆質問
  • 28卒
  • 27卒
  • 面接対策

理系就活の面接では、最後に「何か質問はありますか」と聞かれることがあります。逆質問は、単に疑問を解消するだけでなく、企業理解の深さや仕事への関心を伝える機会にもなります。

特に理系職では、専攻や研究内容と仕事のつながり、配属後の業務内容、技術領域への理解を確認するうえでも重要です。この記事では、インターンシップ選考、本選考の一次面接・二次面接・最終面接など、面接の場面に応じた逆質問の考え方を解説します。

理系就活で逆質問が重要な理由

理系就活の面接では、専攻や研究テーマ、技術への関心、志望職種との相性などを確認されることが多くあります。

 

そのため逆質問でも、「会社の雰囲気を知りたい」だけでなく、自分がその企業でどのように専門性を活かせるのか、どのような業務に関わる可能性があるのかを確認する視点が大切です。

 

逆質問を通じて、仕事内容への理解を深めようとしている姿勢が伝われば、面接官に対して「入社後のイメージを具体的に持とうとしている学生」という印象を残しやすくなります。

 

また、逆質問は企業を選ぶための機会でもあります。

 

面接は企業から評価される場である一方で、学生側が「自分に合う会社かどうか」を確認する場でもあります。自分がその企業を選ぶうえで欠かせないことがあるなら、どこかのタイミングで確認することは大切です。

 

逆質問の前に調べておきたいこと

逆質問を考える前に、まずは企業のホームページから募集要項、インターンシップ情報、事業内容、職種紹介などを確認しておきましょう。

 

特に理系職の場合、募集職種の仕事内容、配属予定の部門や事業領域、扱っている製品・サービス・技術、求める人物像、若手社員のインタビュー記事、研修制度やキャリアステップなどは事前に見ておきたいポイントです。

 

採用ホームページに書かれていることをそのまま聞いてしまうと、「調べていない」と判断されることがあります。たとえば、「どのような事業をしていますか」「研修制度はありますか」と聞くよりも、次のように一歩踏み込んで聞く方が自然です。

 

「採用サイトで、若手のうちから設計業務に関わる機会があると拝見しました。実際に入社後、どのようなステップで担当範囲が広がっていくのでしょうか。」

 

このように、事前に調べた内容を前提に質問すると、企業研究をしたうえでさらに理解を深めたい姿勢が伝わります。

 

インターンシップ選考で聞きたいこと

インターンシップ参加前に面接がある場合、志望度の高さだけでなく、参加目的や学ぶ姿勢も見られています。

 

特に理系インターンでは、実務体験、職種理解、研究との接点、社員との交流などがテーマになることが多くあります。そのため逆質問では、「インターンに参加して何を得たいのか」が伝わる質問も意識しましょう。

 

■質問例

・今回のインターンシップでは、特にどのような視点で職種理解を深めてほしいと考えていますか。

・参加するうえで、事前に理解しておくと良い技術領域や業界知識はありますか。

・過去に参加された方々の中で、特に学びを深めていた方にはどのような特徴がありましたか。

・今回のプログラムを通じて、実際の業務に近い部分を体験できる場面はありますか。

・グループワークで精一杯頑張りたいので、参加前に準備しておいた方が良いことはありますか。

 

インターンシップ選考では、「参加後に何を吸収したいのか」を伝えることが大切です。

 

また、インターンシップは企業理解を深める機会でもあります。参加前の段階で聞けることには限りがありますが、参加後に社員と話す時間がある場合は、職種理解や働き方、若手の成長環境などをさらに確認してみると良いでしょう。

 

一次面接で聞きたいこと

本選考の一次面接では、人事担当者や現場の若手社員が面接を担当することがあります。

 

この段階では、企業との基本的な相性や、コミュニケーションの取りやすさ、志望職種への理解度などを見られることが多いです。逆質問で聞くことに悩んだ場合、これらに関連した質問をしてみるのも1つの方法です。

 

■質問例

・〇〇職で入社後の研修を終えた後、どのような業務から担当することが多いですか。

・若手のうちから活躍されている方には、どのような共通点がありますか。

・理系出身の社員の方々は、どのような部署で活躍されていますか。

・入社後、専門知識をさらに深めていくための学習機会はありますか。

・チームで仕事を進めるうえで、大切にされているコミュニケーションの取り方はありますか。

 

一次面接では、いきなり経営戦略や会社全体の大きな方針について深く聞くよりも、入社後の働き方や若手の成長イメージに関する質問の方が答えてもらいやすい場合があります。

 

ただし、人事担当者が相手の場合、詳細な技術内容までは答えられないこともあります。そのような際には無理に質問し続けずに、現場社員との面接に取っておくことも有効です。

 

二次面接で聞きたいこと

二次面接では、現場社員のリーダーや管理職、配属予定部門の責任者が担当することがあります。

 

この段階では、仕事内容への理解や、入社後に活躍できそうかどうかをより具体的に見られることが多いです。逆質問ではこれまで質問し切れなかったことや、業務内容、必要なスキル、現場で求められる姿勢などに踏み込むこともおすすめです。

 

■質問例

・配属後、早期にキャッチアップするために、学生のうちから学んでおくとよい知識や技術はありますか。

・この職種で活躍されている社員の方は、どのような姿勢で仕事に取り組んでいますか。

・研究で培った考え方や専門性が、実務で活きると感じる場面があれば教えていただきたいです。

・〇〇の部署では、どのような技術課題や業務上の課題に取り組まれていますか。

・チームで開発や設計を進める際に、若手にも求められる役割はありますか。

 

二次面接では、相手が現場をよく知っている可能性が高いため、より実務に近い質問をするチャンスです。

 

ただし、専門用語を並べすぎたり、知識を見せようとしすぎたりすると、質問の意図が伝わりにくくなることもあります。自分の関心と、企業の仕事をどう結びつけたいのかを意識して質問しましょう。

 

最終面接で聞きたいこと

最終面接では、役員や事業責任者、場合によっては社長が担当することもあります。

 

この段階では、現場レベルの細かい業務確認よりも、会社の方向性、事業の将来性、入社後に期待する役割などを聞く方が適しています。最終面接で、残業時間や細かい業務フローばかりを聞いてしまうと、相手の立場と質問内容が合っていない印象になることがあります。

 

■質問例

・今後、技術者に特に期待される役割はどのように変化していくとお考えでしょうか。

・今後の事業展開の中で、技術職や研究開発職に期待していることを教えていただきたいです。

・若手社員に対して、入社後数年間でどのように成長してほしいとお考えですか。

・貴社が今後さらに強化していきたい技術領域や事業領域について教えていただきたいです。

・長期的に活躍している社員の方には、どのような共通点がありますか。

・貴社で働くうえで、特に大切にしたい価値観や姿勢をお伺いしたいです。

 

最終面接では、企業の未来や自分が長期的にどう貢献できるかを考えた質問が向いています。

 

一方で、勤務地や配属、働き方など、自分がその企業を選ぶうえで欠かせないことがまだ確認できていない場合もあります。最終面接で聞きづらい内容は、内々定後の個別質問やオファー面談などで確認する方法もあります。

 

それでも直接聞きにくい内容であれば、問い合わせフォームなどから匿名で確認してみるのも一つの方法です。すべてを面接の場で聞こうとするのではなく、「この質問はどのタイミングで聞くのが自然か」を考えることも大切です。

 

逆質問で注意したいこと

逆質問では、質問内容だけでなく、聞く順番や聞き方も重要です。ここでは、面接で逆質問をする際に注意したいポイントを整理します。

 

・採用ホームページに書かれていることをそのまま聞かない

「事業内容を教えてください」「どのような職種がありますか」といった質問は、調べれば分かる内容に見えてしまう可能性があります。聞く場合は、事前に調べた内容を前提にして、「さらに知りたいこと」を質問するようにしましょう。

 

たとえば、「採用サイトで〇〇職の仕事内容を拝見しました。その中で、入社後はどのような業務から担当することが多いのでしょうか」と聞くと、調べたうえで理解を深めたい姿勢が伝わります。

 

・働き方や条件面の質問ばかりにしない

残業時間、休日、勤務地、福利厚生などは、企業を選ぶうえで大切な情報です。

 

ただし、面接の最初から条件面ばかり聞いてしまうと、仕事への意欲よりも待遇面への関心が強い印象になることがあります。仕事内容や成長環境、求められる役割について質問したうえで、必要に応じて確認する流れが自然です。

 

・自分にとって欠かせない条件は確認する

自分がその企業を選ぶうえで欠かせないことを確認しないまま選考を進めるのも避けたいところです。勤務地、配属、職種、研究内容との接点、技術領域、働き方など、どうしても確認したいことがある場合は、どこかのタイミングで確認しましょう。

 

ただし、面接で聞くのがよいのか、説明会で聞くのがよいのか、内々定後に確認するのがよいのかは、質問内容によって変わります。面接では聞きにくい内容であれば、企業の問い合わせフォームなどから匿名で確認してみるのも一つの方法です。

 

・オンライン面接でメモを読み上げすぎない

オンライン面接では、手元にメモを置いて逆質問を確認することもできます。事前に質問を整理しておくことは、準備してきた姿勢として好印象につながる場合があります。

 

ただし、メモをそのまま読み上げているように見えると、会話ではなく台本を読んでいる印象になってしまいます。また、面接中にすでに説明された内容をそのまま質問すると、「話を聞いていなかったのでは」と違和感を持たれる可能性もあります。

 

メモはあくまで確認用として使い、面接中の会話を踏まえて質問を選ぶことが大切です。たとえば、「先ほどのお話とも関連するのですが」と一言添えたり、「事前にお聞きしたいことを整理してきたのですが」と前置きしたりすると、自然に質問しやすくなります。

 

・「特にありません」で終わらせない

逆質問で「特にありません」とだけ答えると、企業への関心が薄い印象を持たれる可能性があります。面接中に疑問が解消された場合でも、何も伝えずに終わるのではなく、感想や理解が深まった点を伝えるとよいでしょう。

 

たとえば、「本日のお話を伺い、特に〇〇の部分について理解が深まりました。入社後のイメージもより具体的になりました」と伝えることで、面接中の話を受け止めた姿勢や志望度を示しやすくなります。

 

まとめ

理系就活の逆質問では、企業理解の深さや仕事への関心、入社後の成長意欲を伝えることが大切です。

 

インターンシップ選考では学ぶ姿勢、一次面接では若手の働き方や入社後の流れ、二次面接では実務内容や必要なスキル、最終面接では会社の方向性や長期的な期待を意識して質問しましょう。

 

また、働き方や条件面も重要ですが、聞く順番やタイミングには注意が必要です。事前に企業情報を調べたうえで、自分の専攻や志望職種と結びつけて質問を準備しておきましょう。

 

■関連情報

登録時に面接質問集をプレゼント中!理系逆求人サイト「リケイマッチ」

・リケイマッチでは新卒だけでなく、既卒・第二新卒向けの中途採用 募集掲載(β版)も始めました。

・理系就活の情報をYouTubeInstagramで発信中!

 

【理系面接】逆質問で印象ダウン!?NG・OK例を比較