理系就活に役立つ模擬面接のやり方5選|GPT-Liveを使った練習方法も紹介

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「面接では何を聞かれるんだろう」「研究内容をうまく説明できるか不安」と悩んでいませんか。面接対策では、回答を考えるだけでなく、実際に声に出して練習することが大切です。

この記事では、理系学生におすすめの模擬面接の方法5選に加え、ChatGPTの音声機能を使った練習方法や、練習後の振り返り方まで紹介します。

模擬面接を行うメリット

模擬面接の目的は、用意した回答を暗記することではありません。実際に質問を受け、その場で考えながら、自分の経験や考えを相手に伝える力を身につけることです。

 

特に理系学生は、研究内容や授業、実験、制作物などを説明する機会が多いため、「何を経験したか」だけでなく、「専門外の相手にも伝わるか」を意識して練習しましょう。

 

緊張した状態で話すことに慣れられる

頭の中では答えられていても、相手を前にすると言葉が出てこなかったり、話が長くなったりすることがあります。模擬面接を繰り返すことで、緊張した状態でも質問を聞き、内容を整理して答える感覚を身につけられます。想定していなかった質問に対応する練習にもなります。

 

専門知識を「伝わる言葉」に変えられる

研究内容や実験について説明するとき、専門用語を使いすぎると、内容を知らない面接官には伝わらないことがあります。模擬面接を通して、研究の目的、取り組んでいること、自分なりに工夫したことなどを、専門外の人にもわかる言葉で説明できるか確認できます。

 

深掘りされたときの弱点がわかる

面接では、最初の回答だけで終わらず、「なぜそう考えたのですか」「具体的には何をしましたか」と深掘りされます。最初の質問には答えられても、深掘りされると説明が曖昧になることは珍しくありません。模擬面接を行うことで、自分の経験のうち、まだ整理できていない部分を発見できます。

 

自分では気づきにくい課題を確認できる

「話が長い」「結論が後になっている」「自分の役割が伝わっていない」といった課題は、自分だけでは気づきにくいものです。第三者からフィードバックをもらったり、自分の回答を録音・録画したりすることで、回答の内容と話し方の両方を客観的に確認できます。

 

模擬面接を始める前に準備すること

いきなり模擬面接を始めるよりも、応募先や練習したい内容を簡単に整理しておくと、より本番に近い練習ができます。事前に、応募する企業や業界、希望職種、自己紹介、学生時代に力を入れたこと、自己PR、志望動機、研究内容などを確認しておきましょう。

 

すべての回答を文章として完成させる必要はありません。「質問されたら何を伝えたいか」を箇条書きなどで整理する程度でも十分です。また、模擬面接を依頼するときは、「一次面接を想定したい」「研究内容を重点的に深掘りしてほしい」「志望動機の説得力を確認してほしい」など、練習の目的も伝えましょう。

 

一次面接では、受け答えのわかりやすさや基本的な経験、企業との接点などを広く確認される傾向があります。一方、面接が進むと、志望度や将来像、企業との相性について、より深く質問されることがあります。

 

どの段階の面接を想定するかによって、練習する質問や確認したいポイントも変わります。

 

模擬面接の方法5選

1.先輩・友人・家族に協力してもらう

最も気軽に始めやすいのが、身近な人に面接官役をお願いする方法です。普段の自分を知っている相手だからこそ、「いつもの話し方と比べて不自然に見える」「普段の良さを伝えるなら、この経験も話した方がよい」といった意見をもらえることがあります。

 

ただし、相手が自分の経験をすでに知っていると、説明が不足していても内容を理解できてしまう場合があります。できれば、研究内容やエピソードを詳しく知らない人にも聞いてもらいましょう。

 

2.社会人やOBOGにお願いする

研究室や部活動のOBOG、アルバイト先の先輩など、社会人経験のある人にお願いする方法です。「社会人から見て話が伝わるか」「仕事で活かせる強みとして説明できているか」といった視点から、学生同士では気づきにくいフィードバックをもらえます。

 

志望業界や希望職種で働いている人に依頼できる場合は、実際の仕事と結びつけたアドバイスをもらえる可能性もあります。ただし、面接で重視することは企業によって異なります。個人の意見を唯一の正解と考えず、参考の一つとして受け取りましょう。

 

3.大学のキャリアセンターを利用する

大学のキャリアセンターでは、就職支援の担当者による模擬面接を受けられることがあります。就活支援の経験がある相手と、本番に近い流れで練習できることがメリットです。

 

過去の学生の事例や、大学に届いている求人情報などを踏まえたアドバイスを受けられる場合もあります。予約が埋まりやすい時期もあるため、面接日が決まってからではなく、早めに利用方法や予約状況を確認しておきましょう。

 

4.AIを活用する

ChatGPTなどの音声機能を使えば、AIを面接官役にして、実際に会話しながら模擬面接ができます。時間や場所を選ばず、一人でも質問を受けながら声で回答できることがメリットです。

 

面接後には、回答の構成や具体性、わかりやすさ、話すスピードなどについてフィードバックを求めることもできます。AIの評価が必ずしも企業の評価と一致するとは限りませんが、回答を繰り返し練習したり、改善点を見つけたりする方法として活用できます。

 

また、理系就活サイト「リケイマッチ」には、理系学生向けの質問に回答しながら練習できるAI面接診断が搭載されています。

 

5.模擬面接動画を活用する

話し相手がいないときは、YouTubeなどで公開されている模擬面接動画も活用できます。動画内の面接官から質問されたら、実際に声に出して回答してみましょう。本番に近い間の取り方や、質問を受けてから回答するまでのテンポを体験できます。

 

動画を見ながら頭の中で回答するだけでは、実際に話したときの課題には気づきにくいため、回答している様子を録音・録画するのがおすすめです。自分で見返すだけでなく、友人や先輩などの頼れる人に確認してもらえば、内容や話し方について客観的な意見をもらえます。

 

さらに、録音した音声をChatGPTやGeminiなどのAIに読み込ませて、回答内容や伝え方を確認してもらうこともできます。一人で取り組む模擬面接でもフィードバックを得られる、令和ならではの活用方法です。

 

✅模擬面接用の動画:理系新卒の1次面接シミュレーション

 

ChatGPTの音声機能を使った模擬面接の進め方

ChatGPTを使った模擬面接は、難しい設定をしなくても始められます。まずChatGPTのGPT-Liveによる音声会話を開始し、面接官役を依頼します。手始めに、次のように伝えてみましょう。

 

新卒採用の面接官役をしてください。簡単に5つの質問を一問ずつ出し、私の回答に合わせて面接を進めてください。最後に、回答内容と話し方についてフィードバックをお願いします。

 

依頼した後は、AIから出される質問に声で回答していきます。すべての質問が終わったら、回答の構成や具体性、わかりやすさに加えて、話すスピードや間の取り方、聞き取りやすさなどについてフィードバックを求められます。

 

より本番に近づけたい場合は、最初に応募企業や希望職種、一次面接・最終面接のどちらを想定するかも伝えましょう。たとえば、「メーカーの設計職を志望する理系学部生の一次面接」「IT企業のエンジニア職を想定した面接」のように条件を加えると、希望に近い内容で練習しやすくなります。

 

ただし、AIによる話し方や音声の評価が必ずしも正確とは限りません。回答を改善するための参考として活用し、自分でも録音を聞き返したり、周囲の人にも確認してもらったりすると、より客観的に振り返れます。

 

模擬面接の注意点と振り返り方

質問に対する答えになっているか確認する

話したいエピソードを優先するあまり、質問と回答がずれてしまうことがあります。まず質問に対する結論を伝え、その後に理由や具体例を補足しましょう。質問を聞き取れなかった場合や意図がわからない場合は、無理に答えず、確認しても問題ありません。

 

回答が長くなりすぎていないか確認する

一つの回答に情報を詰め込みすぎると、最も伝えたいことがわかりにくくなります。すべてを一度に説明しようとせず、まず要点を答え、面接官からの深掘りに応じて詳しく話すことを意識しましょう。

 

自分の行動が伝わっているか確認する

チームで取り組んだ経験を話すとき、「私たちは」「チームでは」という説明だけでは、本人が何をしたのかわからないことがあります。チーム全体の状況に加えて、自分の役割、考えたこと、実際に行ったことを具体的に伝えましょう。

 

専門外の人にも研究内容が伝わるか確認する

研究内容を説明するときは、難しい技術や手法から話し始めるのではなく、研究の目的や社会との関係から伝えると理解されやすくなります。専門用語をすべてなくす必要はありませんが、必要な用語には短い説明を加えましょう。

 

内容以外の伝わり方も確認する

模擬面接では回答の内容だけでなく、声量、話す速度、表情、視線、姿勢なども確認しましょう。オンライン面接を想定する場合は、カメラの位置や明るさ、マイクの音量、背景、通信環境も事前に確認しておく必要があります。

 

改善点を絞ってもう一度練習する

模擬面接は、受けて満足するのではなく、その後の改善まで行うことが大切です。まずは途中で何度もやり直さず、本番と同じように最後まで面接を受けます。その後、録音や録画、第三者からのフィードバックを確認し、次回に改善することを1~3個に絞りましょう。

 

たとえば、「最初に結論を伝える」「研究目的を簡単に説明する」「回答を長くしすぎない」など、具体的な目標を決めます。最後に、同じ質問へもう一度声に出して答えます。フィードバックを確認して終わるのではなく、改善した回答を実際に話すところまで行うことで、面接で使える形として身につきやすくなります。

 

回答を丸暗記すると、質問の表現が少し変わっただけで答えにくくなることがあります。文章そのものではなく、「結論」「具体例」「学んだこと」など、伝えたい要点を覚えておきましょう。

 

まとめ

模擬面接は、用意した回答を読み上げるための練習ではありません。質問を聞き、その場で考え、自分の経験を相手に伝わる形で話す力を身につけるためのものです。

 

友人や先輩、社会人、キャリアセンターに協力してもらうほか、ChatGPTの音声機能や模擬面接動画を使えば、一人でも実践的な練習ができます。大切なのは、模擬面接を受けて終わりにせず、録音やフィードバックから課題を見つけ、改善した内容でもう一度回答することです。

 

特に理系学生は、研究や授業で培った専門性に加えて、「何を目的に取り組んだのか」「自分がどのように工夫したのか」「仕事でどう活かせるのか」を、専門外の人にもわかる言葉で伝えられるようにしておきましょう。

 

自分に合った方法で練習と振り返りを繰り返し、本番でも落ち着いて自分の強みを伝えられる状態を目指しましょう。

 

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