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2026年10月15日(更新:2026年10月15日)
面接で回答する際、「なんか」「えっと」「一応」など、普段の会話で使っている言葉が無意識に出てしまうことはありませんか?こうした表現は日常会話では珍しくなく、面接でも多少出ること自体を気にしすぎる必要はありません。
一方で、同じ口癖を何度も繰り返したり、真面目な話の途中でくだけた言葉遣いが出たりすると、面接官の印象に残る場合があります。今回は、理系学生が実験・研究活動や学生生活の経験を伝える場面も交えながら、面接で気をつけたい口癖や言葉遣い、自然な話し方を身につける方法を紹介します。
目次
面接では一つひとつの言葉より全体の印象が大切
面接では、回答の内容だけでなく、話し方や言葉遣いも相手に与える印象に関わります。
ただし、「えっと」「なんか」などの口癖が一度出たからといって、それだけで評価が決まるわけではありません。
面接官も、学生の経験や考え方、コミュニケーションなどを総合的に見ています。多少の口癖があっても、話の内容が伝わり、自然に対話できていれば、大きな問題にならないです。
一方で、次のような場合は注意が必要です。
・同じ口癖が一つの回答で何度も出てくる
・回答の度に曖昧な表現を繰り返している
・語尾が崩れ、全体的に友人と話すような口調になっている
・口癖が多く、説明の要点が伝わりにくくなっている
例えば、研究内容を説明する際に「なんか」「まぁ」「えっと」が何度も出てくると、聞き手が内容に集中しにくくなることがあります。重要なのは、一つひとつの言葉を気にすることではなく、面接全体を通して自然で丁寧な会話ができているかどうかです。
無意識に繰り返しやすい口癖
ここでは、面接で無意識に使いやすい表現を紹介します。いずれも必ず避けるべき言葉ではありませんが、繰り返し使うことで話し方に影響する場合があります。
・「なんか」「まぁ」「えっと」
これらは、話し始めや次の言葉を考える際に出やすい表現です。例えば、「なんか、研究を進める中で、まぁ、難しいところもあって……」という話し方では、口癖が目立ち、内容が伝わりにくくなる場合があります。考える時間が必要なときは、無理に言葉で間を埋める必要はありません。少し間を置いてから話し始めることも、自然な会話の一つです。
・「一応」「とりあえず」
「一応、プログラミングはできます」「とりあえず、実験を進めました」といった表現は、文脈によっては自信がなさそうに聞こえたり、目的を持たずに取り組んだように受け取られたりする可能性があります。実際に暫定的な対応をしたのであれば問題ありませんが、口癖として使っている場合は注意しましょう。
・「〜みたいな感じです」「〜かなと思います」
これらは、断定を避けたり、自分の考えを柔らかく伝えたりする際に使われる表現です。例えば、「〜かなと思います」は自然な会話でも使われますが、回答の結論を毎回この表現で終えると、自信がないように聞こえます。自分の経験や明確な考えを伝えるときは、「〜しました」「〜と考えています」など、言い切ることも意識してみましょう。
使う場面によっては印象に残りやすい表現
ここまで紹介した口癖とは別に、使う頻度が少なくても、場面によっては面接官の印象に残りやすい表現があります。
例えば、次のような言葉です。
・「めっちゃ」:めっちゃ大変でした、めっちゃ興味があります
・「ぶっちゃけ」:ぶっちゃけ、最初は興味がありませんでした
・「マジで」:マジで難しかったです
・「やばい」:研究の進捗がやばくて
・「〜っす」:そうっすね、大丈夫っす
これらは友人同士の会話では自然でも、面接ではくだけた印象を与えることがあります。例えば、面接官と趣味の話で盛り上がり、思わず「めっちゃ好きです」と言ってしまう場面と、志望動機を真面目に説明している途中で「御社の技術にめっちゃ興味があります」と話す場面では、受け取られ方も変わります。
面接官との会話が盛り上がっているからといって、普段の友人同士と同じ口調で話して良いわけではありません。特に、志望動機や研究内容、自己PRなどを説明する場面では、基本的な丁寧さを意識しましょう。
研究や学生生活の説明で気をつけたい表現
理系学生の場合、研究室や実験、プログラミングなどの経験を面接で説明する機会があります。こうした場面では、普段の研究室や友人同士で使っている表現が、そのまま出てしまうこともあります。
例えば、次のような表現です。
例① 実験について説明するとき
「実験が全然うまく回らなくて、結構大変でした」
→「実験で想定した結果が得られず、原因の特定に苦労しました」
例② プログラミング経験について説明するとき
「コードがバグって、ずっと直していました」
→「プログラムに不具合が発生し、原因を調べながら修正しました」
例③ 研究活動での取り組みを説明するとき
「とりあえず、いろいろ試してみました」
→「原因を調べるため、条件を変えながら複数の方法を検証しました」
ただし、専門用語や普段使っている表現を、すべて改まった言葉に置き換える必要はありません。例えば、「バグ」という言葉もIT業界では一般的に使われており、それ自体が問題になるわけではありません。
また、上記の言い換え例では、言葉遣いだけでなく説明内容も具体的にしています。実際の面接でも、単に丁寧な言葉へ置き換えるだけでなく、自分が何を考え、どのように行動したのかを伝えることが大切です。
完璧な敬語より、自然で丁寧な話し方を
就活の情報を調べていると、「面接で使いたい敬語」「間違えやすい敬語」などを紹介する記事を目にすることがあります。こうした情報を参考にすることは大切ですが、覚えることが多く、すべてを使いこなせるか不安になる学生もいるかもしれません。
しかし、面接だからといって、完璧な敬語を使いこなす必要はありません。社会人でも、すべての敬語を正確に理解しているとは限らず、慣れない表現は必要に応じて調べながら使うことがあります。もちろん、基本的な敬語や相手への礼儀は大切です。ただし、正しい敬語ばかりに意識が向くと、回答を考えにくくなったり、話し方が不自然になったりする場合があります。
大切なのは、普段から使い慣れている丁寧な言葉遣いを基本に、面接官と自然に対話することです。
もし敬語や話し方に不安がある場合は、面接直前だけで対策するのではなく、日常生活から意識してみましょう。例えば、大学の先輩や教授、アルバイト先の社員など、普段から敬語を使う相手との会話は練習の機会になります。
また、自分の話し方を確認したい場合は、模擬面接や研究発表の練習を録音して聞き返す方法もあります。その際も、すべての口癖をなくそうとする必要はありません。頻繁に使っている表現や、自分でも気になる話し方があれば、一つずつ改善していきましょう。
まとめ
面接では、回答の内容だけでなく、話し方や言葉遣いも相手に与える印象に関わります。ただし、「なんか」「えっと」などの口癖が多少出ることを、過度に気にする必要はありません。
一方で、同じ口癖を頻繁に繰り返したり、真面目な話の途中で「めっちゃ」「ぶっちゃけ」などのくだけた表現を使ったりすると、印象に残る場合があります。また、完璧な敬語を目指すよりも、普段から自然に丁寧な言葉遣いができることが大切です。
面接中に一つひとつの言葉を気にしすぎず、相手との自然な会話を大切にしながら、自分の考えや経験を伝えることに集中しましょう。
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