【理系就活】動画面接(録画面接)の対策|準備・話し方・回答例を解説

  • 動画面接
  • 録画面接
  • 秋冬インターン
  • 1次面接
  • 28卒
  • 早期選考
  • 面接対策

動画面接は、企業から提示された質問に対する回答を自分で撮影し、動画を提出する選考形式です。対面面接とは違い、面接官の反応を見ながら話せないため、限られた時間で要点を伝える準備が重要になります。

特に理系学生は、研究や実験、制作経験などを専門外の人にも伝わる形で説明することがポイントです。本記事では、動画面接の準備から話し方、理系学生向けの回答例まで紹介します。

動画面接(録画面接)とは?

動画面接とは、企業から提示された質問に対する回答を録画し、動画として提出する選考形式です。「録画面接」と呼ばれることもあります。

 

質問が事前に公開されている場合もあれば、受検を始めてから表示される場合もあります。回答時間も30秒、1分、2分など企業によって異なり、撮り直しができるかどうかも選考ごとに違います。

 

動画面接の案内が届いたら、まず以下を確認しておきます。

 

・質問を事前に確認できるか

・回答時間は決まっているか

・回答を考える時間はあるか

・撮り直しはできるか

・撮影回数に制限はあるか

・提出期限はいつか

 

動画面接では、面接官の反応を見て説明を足すことができません。そのため、質問への答えを最初に示し、その後に理由や具体例を続けるなど、最初からわかりやすい順番で話すことが大切です。

 

理系学生の場合、研究や技術的な経験について聞かれることもあります。専門性をアピールしつつ、専門外の採用担当者でも内容を理解できる説明を意識します。

 

動画面接の事前準備

動画面接では、回答内容だけでなく、映像や音声の状態も確認しておきます。本番前に一度試し撮りをすると、目線や声の大きさなども確認できます。

 

カメラは目線に近い高さにする

スマートフォンやパソコンを机の上に置いたままだと、下から見上げるような映り方になりやすくなります。

 

カメラは目線に近い高さに置き、顔だけではなく肩から胸元あたりまで自然に映る位置に調整します。スマートフォンを使う場合は、手に持たず、スタンドなどで固定します。

 

顔が明るく映る場所を選ぶ

窓を背にすると逆光で顔が暗くなることがあります。正面や斜め前から光が当たる位置を選び、表情が見える明るさになっているか確認します。

 

背景もできるだけ整理し、生活用品などが大きく映り込まないようにします。大学や研究室で撮影する場合は、研究資料、ホワイトボード、実験データ、共同研究先の情報などが背景に映っていないかも確認が必要です。

 

音声と通知を確認する

声が小さい、雑音が大きい状態では、回答内容が伝わりにくくなります。

 

本番と同じ端末、同じ場所で一度録画し、自分の声が聞き取りやすいか確認します。撮影中に着信や通知が入らないよう設定し、端末の充電や空き容量も確認しておきます。

 

服装は企業の案内に合わせる

服装の指定がある場合は、その内容に合わせます。指定がない場合も、通常の面接と同じように清潔感のある服装を選びます。

 

上半身しか映らない場合でも、途中で立ち上がる可能性を考え、全身を整えておくと安心です。

 

動画面接で意識したい話し方

動画面接では、自分の話している姿を事前に確認できることを活かします。一度録画して見返すと、早口になっていないか、視線が下がっていないかなど、自分では気づきにくい点も確認できます。

 

基本的にはカメラに向かって話す

録画中は、画面に映っている自分ではなく、カメラに目線を向けることを意識します。画面ばかり見ていると、完成した動画では視線が下を向いているように見える場合があります。

 

ずっとカメラを凝視する必要はありませんが、相手に話しかける感覚で自然に目線を向けます。

 

普段より少しゆっくり話す

緊張すると、自分では普通に話しているつもりでも早口になりやすくなります。

 

特に研究内容や技術的な話では、専門用語が続くことで内容を理解しにくくなることがあります。一文を長くしすぎず、少し間を取りながら話します。

 

結論から話す

回答時間が限られている場合は、最初に質問への答えを示すと内容が伝わりやすくなります。

 

例えば「研究で苦労したことは?」と聞かれた場合、「最も苦労したのは、実験結果の再現性が安定しなかったことです」と最初に答え、その後に状況や自分の行動を説明します。

 

カンペは要点だけにする

回答を全文書いて読み上げると、視線や話し方が不自然になりやすくなります。

 

メモを使う場合は、

 

・結論

・具体例

・自分の行動

・結果

・学び

 

など、話す順番やキーワードだけを書いておく形が使いやすくなります。文章を丸暗記するより、構成を覚えて自分の言葉で話すことを意識します。

 

理系学生向け|動画面接のOK・NG例

理系学生の動画面接では、研究、実験、実習、制作などについて聞かれることがあります。専門性を伝えるだけでなく、「何を目的に」「自分が何をしたのか」まで伝えることがポイントです。

 

質問:研究内容を説明してください

NG例

「CNNを使った画像分類について研究しています。データ拡張やハイパーパラメータの調整を行い、モデルの精度向上に取り組んでいます。」

専門用語が中心で、何のための研究なのかがわかりにくくなっています。

 

OK例

「製品の画像から傷や不良を自動で見つける技術について研究しています。製造現場での検査を効率化することを目的に、AIが不良品をより正確に判別できるよう、学習に使う画像や条件を変えながら比較しています。」

研究の目的から伝えることで、専門外の人でも内容をイメージしやすくなります。

 

質問:研究で苦労したことを教えてください

NG例

「実験がなかなか成功しませんでしたが、何度も条件を変えて取り組み、最終的に成功しました。諦めないことの大切さを学びました。」

これだけでは、本人がどのように考えて行動したのかが伝わりにくくなります。

 

OK例

「最も苦労したのは、同じ条件でも実験結果が安定しなかったことです。原因を整理するため、条件と結果を一覧にして比較し、試薬の保存状態が影響している可能性に気づきました。条件をそろえて再実験した結果、再現性を改善できました。」

研究経験では、結果だけでなく、問題に対してどのように考え、行動したのかも伝えます。

 

研究室にまだ所属していない場合

NG例

「まだ研究室に所属していないため、研究については特に話せることがありません。」

研究室未配属であること自体は問題ありませんが、「話せることがない」で終わると、大学で何に関心を持っているのかが伝わりにくくなります。

 

OK例

「現在は研究室配属前のため、まだ特定の研究テーマには取り組んでいません。授業では制御工学に関心を持っており、実験を通じてセンサーの値をもとに機器を動かす仕組みを学びました。今後は、こうした分野に近い研究にも取り組みたいと考えています。」

研究室未配属の場合は、「研究していない」で終わらせず、現在学んでいることや興味のある分野まで伝えると、自分の関心や学びの方向性が伝わりやすくなります。

 

撮影・提出前に確認したいこと

動画を撮影できたら、そのまま提出する前に一度確認します。

 

内容が質問に合っているか

話したかった内容ではなく、聞かれた質問に答えられているかを確認します。特に研究経験では、研究内容の説明に時間を使いすぎて、自分の行動や考えを十分に話せていないことがあります。

 

専門用語が多すぎないか

専門用語をすべて避ける必要はありませんが、初めて聞く人でも意味を理解できる説明になっているか確認します。専門用語を使う場合は、簡単な説明を添える方法もあります。

 

撮り直しにこだわりすぎない

撮り直しができる形式では、少し言い間違えただけで何度も撮影したくなることがあります。細かな言い間違いよりも、質問への回答が伝わっているか、表情や話し方が自然かを確認します。

 

提出完了まで確認する

撮影が終わっても、別途「提出」「送信」などの操作が必要な場合があります。提出完了の表示や受付メールがある場合は、最後まで確認します。締切直前ではなく、アップロードや通信トラブルにも対応できる時間に受検しておくと安心です。

 

まとめ

動画面接では、回答内容だけでなく、カメラの位置、音声、背景、目線、話すスピードなど、録画ならではの準備も必要です。本番前には一度自分の回答を撮影し、相手からどのように見え、聞こえるか確認してみてください。

 

理系学生の場合は、研究や実験、制作などの専門的な経験を話せる一方、説明が専門用語中心になりすぎないことも大切です。研究の目的、自分が取り組んだこと、考えたことまで伝えると、自分自身の経験として理解してもらいやすくなります。

 

研究室にまだ所属していない場合でも、授業、実験、演習、制作などから伝えられる経験があります。企業によって回答時間や撮り直しのルールは異なるため、事前に案内を確認し、自分の言葉で話せる状態を作ってから本番に臨んでみてください。

 

■関連情報

・秋冬インターンや早期選考が活発!逆求人型・理系就活サイト「リケイマッチ」

・理系就活の情報をYouTubeやInstagramで発信中!

 

【理系就活】面接の自己紹介は何を話す?作り方や具体例、注意点を解説!