【理系学部生向け】後期の履修、どう組む?|時間割を考えるときのポイント

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夏休みが終わり、後期の履修を考える時期になりました。理系学部生の場合、講義だけでなく、実験や演習、レポート、研究室活動なども重なりやすく、時間割の組み方によって学期中の過ごし方は大きく変わります。

単位数や空きコマだけを見るのではなく、「授業外でどれくらい時間が必要になるか」「自分は何を学びたいか」まで含めて考えることが大切です。今回は、理系学部生が後期の履修を考えるときに意識したいポイントを紹介します。

まずは必修・専門科目から考える

後期の時間割を考えるときは、まず必修科目や、自分の専門につながる科目から整理すると組み立てやすくなります。理系学部では、前期に学んだ内容を前提に後期の授業が進んだり、2年次の科目が3年次以降の専門科目につながったりすることもあります。

 

そのため、「この曜日を空けたい」「1限を減らしたい」といった条件だけで決めてしまうと、あとから受けておけばよかったと感じることもあります。

 

特に選択科目では、単位の取りやすさだけでなく、

 

・どんな内容を学べるのか

・自分の専門分野とどうつながるのか

・今後受けたい授業の土台になるか

・純粋に興味を持てる内容か

・将来やってみたい仕事や分野で活かせそうか

 

といった視点も持っておくと、履修を選びやすくなります。大学で何を学びたいのかを一度整理してから時間割を組むと、自分なりの優先順位も見えやすくなります。

 

授業時間外の負担まで考える

理系学部生の履修で見落としやすいのが、実験や演習、レポートなどにかかる授業外の時間です。

 

時間割では2コマ、3コマと表示されていても、実験前の予習、測定結果の整理、考察、レポート作成などが必要になれば、その時間だけでは完結しません。プログラミング演習や設計系の授業でも、課題を授業外で進めることがあります。

 

さらに、複数の科目で実験レポートや演習課題、設計課題などが重なると、一週間の負担は一気に大きくなります。そのため、コマ数だけではなく、「授業外でどのくらい時間が必要か」「課題の多い授業が重なっていないか」まで含めて考えることが大切です。

 

履修登録前には、シラバスに加えて、学内向けの授業情報や先輩の話も参考にしながら、課題量や授業外の負担を確認しておくのがおすすめです。

 

まとまった空き時間をつくる工夫

履修の選択肢に余裕がある場合は、一週間のどこかにまとまった空き時間をつくる方法もあります。

 

1コマずつ空き時間があるよりも、半日程度まとまった時間がある方が、レポートや課題、研究室での活動、自主学習などに使いやすいこともあります。

 

また、就職活動を始めている理系学部生であれば、インターンシップや会社説明会、面談などに参加しやすくなるというメリットもあります。平日日中に実施されるイベントもあるため、無理なく空けられる曜日があれば、まとまった時間を確保しておくのも一つの工夫です。

 

ただし、その時間帯に自分が受けたい講義や、専門分野を学ぶうえで重要な授業があるなら、無理に外す必要はありません。まずは自分が大学で学びたいことを軸にして、そのうえで調整できる部分だけ工夫するくらいで十分です。

 

「受けたい授業」を効率だけで削らない

時間割を組んでいると、「空きコマをなくしたい」「登校する曜日を減らしたい」と考えることもあります。

 

通学時間や生活リズムを考えれば、効率よく組むことも大切です。一方で、効率だけを優先すると、本当は興味があった授業を受けないまま卒業してしまうこともあります。

 

大学では、自分の専門を深く学ぶ授業だけでなく、少し離れた分野に触れられる機会もあります。社会人になってから「大学でもっと勉強しておけばよかった」と振り返る人もいますし、仕事をしながら大学院に通うなど、改めて学ぶ時間をつくる人もいます。まとまった時間を使って幅広く学べること自体が、大学生ならではの環境ともいえます。

 

「卒業に必要だから取る科目」だけではなく、「少し気になるから受けてみたい」という科目を入れてみるのも、大学で学ぶ面白さの一つです。時間割の効率だけでなく、自分が学びたい気持ちも大切にしてみてください。

 

研究室・卒業研究が始まる学年は余白も考える

学年が上がるにつれて、研究室配属や卒業研究が近づいてきます。その頃までに、卒業に必要な単位はできるだけ取り進めておきたいところです。

 

必修科目や必要単位を多く残したまま研究が始まると、授業や試験、課題と研究活動が重なり、負担が大きくなります。卒業間近まで単位を残しすぎると、一つの科目を落とした場合の影響も大きくなります。

 

研究室に配属されると、論文を読む、研究テーマについて調べる、実験や解析を進める、ゼミの準備をするといった、時間割には表示されない活動も増えていきます。

 

今学期の時間割だけを見るのではなく、「卒業までにどの科目をいつ取るか」「研究が本格化する頃にどのくらい単位が残っているか」まで考えて履修を組むことも大切です。

 

まとめ

理系学部生が後期の履修を考えるときは、単位数や時間割の見た目だけでなく、実験や演習、レポート、研究室活動など、授業外に必要となる時間まで含めて考えることが大切です。

 

また、就職活動を始めている場合は、まとまった空き時間をつくることで、インターンシップや説明会などに参加しやすくなることもあります。一方で、興味のある授業や今後の学びにつながる科目を優先したい場合もあります。

 

時間割の組み方に正解はありません。学びたいこと、研究、就職活動、私生活などを踏まえながら、自分に合った組み方を考えてみてください。限られた時間の中で優先順位を考え、自分なりに時間を使う経験は、研究活動や社会に出たあとにも活きてきます。

 

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